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宇宙からミサイルが迎撃可能に?トランプの「米版アイアンドーム」計画、総費用25兆円超えで米議会猛反発!

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos
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今年の就任と同時にミサイル防衛網の再推進を宣言した米国のドナルド・トランプ大統領が、自身の任期内に防衛網を稼働させると主張した。だが、専門家らは約3年以内の実施は困難だとの見方を示し、野党はトランプ政権がミサイル防衛網の予算を口実に不正資金を調達する可能性があると疑念を呈した。

米ABC放送によると、トランプ大統領は20日(現地時間)、米ワシントンD.C.のホワイトハウスでピート・ヘグセス米国防長官とともに「ゴールデンドーム」計画を説明した。2029年1月に任期が終了するトランプ大統領は、ゴールデンドームを「任期が終わる前に全面的に運用すべきだ」と述べた。

トランプ大統領は「宇宙配備型のセンサーや迎撃兵器を含む次世代技術を陸上、海上、宇宙に配備する」と明言した。さらに「カナダも参加を希望している」とし、「協議する予定だ」と語った。また「ゴールデンドームの建設が完了すれば、地球の反対側や宇宙から発射されたミサイルも迎撃可能になる」とし、「我々は史上最高のシステムを構築する」と強調した。

今年1月に就任したトランプ大統領は同月27日、「アメリカ版アイアンドーム」と題する大統領令を発表し、イスラエルのアイアンドームに類似した防衛システムを米国に構築すると表明した。彼は大統領令で米国防総省に2か月の期限を設け、新たな迎撃システムの実行計画策定を指示した。その後、トランプ大統領は2月にこの計画の名称を「ゴールデンドーム」に変更した。

20日、トランプ大統領はゴールデンドーム建設の総費用が1,750億ドル(約25兆1,132億円)に上ると述べ、そのうち250億ドル(約3兆5,796億円)が現在議会に係留中のトランプ政権2期目の予算案に盛り込まれていると強調した。トランプ大統領は「我々はレーガン前大統領が40年前に着手したこの事業を真に完遂する」と語った。

米国の安全保障・外交シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)のミサイル防衛事業部長、トム・カラコ氏は、現在米国が北朝鮮などの「ならず者国家」のICBM防衛に注力しているものの、無人機(ドローン)や極超音速ミサイルなど他の脅威に対しては「かなり脆弱な状態」にあると指摘した。ゴールデンドームが3年以内に稼働する可能性については「事業が一部の人々が考えるほど早く進むとは断言できないが、3年以内に一部で進展が見られるだろう」との見方を示した。

一方、民主党のジャック・リード上院議員(ロードアイランド州)は先週の報告書で、トランプ大統領が来年度のゴールデンドーム関連予算として1,130億ドル(約16兆1,770億円)を、明確な時期や進捗状況を示さずに要求したと批判した。リード議員は「これは現時点で見れば、本質的に裏金のようなものだ」と主張した。

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