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2025年06月18日水曜日
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【英情報機関発表】ウクライナ戦で北朝鮮兵6,000人超が戦死・負傷!金正恩がロシアに差し出した命の代償

引用:テレグラム
引用:テレグラム

ウクライナ戦争に派兵された北朝鮮軍兵士の死傷者数が6,000人を超えるとの推計が、英国の軍情報機関の報告書で明らかになった。

イギリス国防情報局(DI)は15日(現地時間)、ソーシャルメディア「X」に投稿した日報で、「ロシアのクルスク州でウクライナ軍に対して戦闘作戦を展開した北朝鮮軍の死傷者が6,000人を超えている可能性が非常に高い」と発表した。

DIは「この死傷者数は、クルスクに配備された約1万1,000人の北朝鮮軍兵力の半数以上に相当する」と指摘した。

さらに、「公開情報によると、北朝鮮はその後、限られた数の兵力をクルスクに追加配備した。北朝鮮軍の高い死傷率は、極めて消耗の激しい、大規模な徒歩による突撃が主因であることはほぼ確実だ」と述べた。

DIは今月4日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国家安全保障会議書記が北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談したことについて、「ショイグ氏はロシアによるウクライナへの不法侵攻に対する北朝鮮の支援に関して、重要な交渉役を務めた可能性が高い」との見方を示した。

また、DIは「これまで北朝鮮軍の作戦はクルスクに限定されている」とし、「国際的にウクライナ領とみなされる地域に配備され、ロシア軍を支援するという決定には、ウラジーミル・プーチン大統領と金総書記の双方の承認が必要であることはほぼ確実だ」と付け加えた。

なお、DIの公式サイトによると、DIは通常、事実である確率が80~90%と評価される事案を伝える際には「可能性が非常に高い(highly likely)」、95~100%の事案の場合には「ほぼ確実(almost certain)」という表現を用いている。

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