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2025年06月24日火曜日
ホームニュース【止まらぬ惨劇】ガザ地区、支援待機中にも被害が拡大…イスラエルの空爆強化で死傷者多発

【止まらぬ惨劇】ガザ地区、支援待機中にも被害が拡大…イスラエルの空爆強化で死傷者多発

引用:BBC
引用:BBC

ガザ地区で21日(現地時間)、イスラエル軍によるガザ全域への砲撃と空爆により、少なくとも41人が死亡したと、中国国営新華社通信が地元病院と民間防衛隊の情報筋を引用して報じた。

ガザ中部のヌセイラト難民キャンプにあるアル・アウダ病院は同日、記者会見を開き、ネツァリム回廊付近で人道支援物資を待っていた数十人のうち8人が死亡し、複数が負傷したと発表した。

ガザ地区最南端の都市ラファでも、西部の支援物資配給所付近で5人が空爆により死亡し、ハンユニスのナセル病院に搬送されたと同病院が発表した。ガザの病院が発表した13人の死者に加え、ガザ地区民間防衛本部もイスラエルの空爆によりガザ全域で少なくとも28人が死亡したと明らかにした。

民間防衛本部の発表によれば、イスラエルの空爆は21日未明に開始された。攻撃の標的は、ガザ市東部のアル・トゥファ、アル・シュジャイヤ、ハンユニス、ジャバリアのアパートや住宅、難民のテント村、さらに人々が集まっている場所などで、甚大な被害が出たという。イスラエル側は現時点でこの攻撃について一切言及していない。

イスラエル軍は3月18日、ハマスとの2カ月間の休戦終了直後に軍事作戦を再開し、これまでに5,599人のパレスチナ人が死亡し、1万9,097人が負傷した。2023年10月にガザ戦争が勃発して以来、総死者数は5万5,908人、負傷者は13万1,138人に達したと、ガザ地区保健省が21日に発表した。

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