
現役の韓国人メジャーリーガーA選手が大麻を常習的に購入していたとの情報が浮上し、その真偽に注目が集まっている。
24日、韓国メディアのMHNスポーツは最近、米国在住の韓国系移民から「韓国人メジャーリーガーA選手が大麻販売店で何度も購入する姿を目撃した」との情報提供を受けたと報じた。同メディアが当該大麻販売店に事実関係を確認したところ、店舗マネージャーは「顧客の個人情報に関わる事項のため、現時点では確認できない」と回答したという。
韓国とは異なり、米国の約26州では大麻はもはや違法ではない。医療用または娯楽用として合法的に取引されている。メジャーリーグでも大麻はすでに禁止薬物リストから除外されている。しかし、A選手が米国で購入・使用した大麻に関しては、韓国内で処罰される可能性がある。
ウィン&パートナーズ法律事務所のハン・ジャンホン弁護士はメディアのインタビューで「韓国では大麻と大麻草が依然として厳しく規制される薬物であり、海外での使用事実だけでも法的問題となり得る」と説明した。ハン弁護士は「大麻草の単純使用は5年以下の懲役または5,000万ウォン(約532万7,083円)以下の罰金の対象となる」とし、「ただし、単純使用ではなく、大量所持や他者への提供があった場合は、より重い刑罰が科される」と述べた。
また、「海外での単純使用ではなく、A選手のように購入した事実が判明すれば、状況はさらに深刻化する。現地のレシート、カード決済履歴、店舗内の防犯カメラ映像などが証拠として使用され、これにより輸入目的があると解釈されれば、麻薬類管理法の『輸入罪』として扱われ、5年以上の有期懲役も可能となる」と指摘した。
大麻は使用後1年が経過しても、毛髪検査などの精密検査により使用の有無が確認できるとされている。
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