メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「非難しない北朝鮮?」イラン攻撃に沈黙…ロシア頼みの“次の一手”が動き出す

望月博樹 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

北朝鮮がイランの核施設を爆撃した米国に対して従来のような直接的な非難を控えるという異例の反応を見せている。これまでの激しい対米姿勢とは対照的な消極的態度を取ったことで、萎縮した印象を与えているとの指摘もある。

朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は23日(現地時間)、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官の発言を引用し、「イランの核施設への攻撃に深刻な懸念を表明した」と伝えた。

ザハロワ報道官は「このような行為は地域だけでなく、全世界に核災害をもたらす危険がある」と警告し、「世界は今、核の惨事から数センチの距離にある」と強い危機感を示した。

ただし、北朝鮮は今回の報道において、ザハロワ氏の発言を紹介する形にとどまり、最高指導部としての直接的な声明や論評は発していない。

引用:GettyImagesKorea*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:GettyImagesKorea*この画像は記事の内容と一切関係ありません

このような形式は、通常見られる強烈な対米非難とは異なり、引用を通じて間接的に米国への不満をにじませるにとどまっており、北朝鮮メディアとしては異例の対応といえる。

イランの核施設が攻撃対象となったことから、北朝鮮も自国の核施設に対する先制攻撃の可能性を懸念しているとみられ、報道のトーンにもその警戒心が反映されたと分析されている。

専門家の間でも、北朝鮮国内で米国の動向に対して強い警戒感が広がっているとの見方が出ており、今後の対米外交戦略にも影響を及ぼす可能性があると予測されている。

慶南大学極東問題研究所の林乙出(イム・ウルチュル)教授は「北朝鮮の核施設に対する米国の先制攻撃の現実性は低いが、金正恩総書記にとっては心理的に大きな衝撃となった可能性がある」と指摘した。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

さらに林教授は「2018年の米国によるイラン核合意(JCPOA)からの離脱、2019年のハノイ米朝会談の決裂を経て構築された米国への不信が、今回の事態によってさらに深まるだろう」と述べたうえで、将来の非核化交渉ではより大胆な外交アプローチが求められると強調した。

また、北朝鮮がロシアとの戦略的協力関係を一層深めるとの見方も出ている。武器の共同開発、軍事技術の移転、合同軍事演習、経済・軍事面での相互依存強化といった展開につながる可能性がある。

北韓大学院大学の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は「中東の緊張が朝鮮半島に直接的な影響を及ぼすとは考えにくいが、北朝鮮にとっては誤った教訓やメッセージとなるリスクがある」と懸念を示した。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「関税250%で脅した」トランプ氏、“インド・パキスタン休戦”裏話を披露!インド政府は即反発
  • 「日本だけ損してないか?」米メディアが痛烈指摘…韓国は“安定合意”、日本は“トランプに屈服”の声も!
  • 「搭乗者全員が死亡」サファリに向かっていた軽飛行機、“炎に包まれ墜落”
  • 「回復不能な経済被害」...米議会の対立泥沼化、シャットダウン“最長目前”!GDPに最大2兆円の打撃
  • 「韓国は市場を100%開放したと認めた!」米商務長官が豪語…半導体関税は“合意外”発言でソウル政府震撼
  • NYT断言「米中貿易戦争はトランプ氏の完敗!」 トランプ氏の“関税作戦”が米国を弱体化

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「搭乗者全員が死亡」サファリに向かっていた軽飛行機、“炎に包まれ墜落”
  • 「回復不能な経済被害」…米議会の対立泥沼化、シャットダウン“最長目前”!GDPに最大2兆円の打撃
  • 【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行
  • 「韓国は市場を100%開放したと認めた!」米商務長官が豪語…半導体関税は“合意外”発言でソウル政府震撼

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「搭乗者全員が死亡」サファリに向かっていた軽飛行機、“炎に包まれ墜落”
  • 「回復不能な経済被害」…米議会の対立泥沼化、シャットダウン“最長目前”!GDPに最大2兆円の打撃
  • 【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行
  • 「韓国は市場を100%開放したと認めた!」米商務長官が豪語…半導体関税は“合意外”発言でソウル政府震撼

おすすめニュース

  • 1
    「妻なしでは生きられない...」90代夫婦、手を取り合い“尊厳死”で最期を迎える

    トレンド 

  • 2
    「パンに生ゴキブリ混入!」中国人気パンに衝撃事件、消費者激怒もメーカーは“補償拒否”

    トレンド 

  • 3
    「機内で寝ている乗客をフォークで刺傷」...元神学生のインド人、機内凶行でフライト中断!

    トレンド 

  • 4
    「時速160キロで高齢者施設に激突!」試乗を口実に車を盗んだ20代、暴走の末の大惨事

    トレンド 

  • 5
    「これで156人目の犠牲...」麻薬犯罪を追った記者、無残な遺体で発見!麻薬カルテルの“報復”か

    トレンド 

話題

  • 1
    「ヘリコプターからキリンに銃乱射...」世界1位ユーチューバーの過激動画が「よくやった」と称賛されるワケ

    トレンド 

  • 2
    「会社の金を盗む気満々」AIが作った“偽領収書”に企業が次々と騙される衝撃の実態

    トレンド 

  • 3
    「コンコルド超えの静音技術」!NASA開発、静かな超音速旅客機“X-59”初飛行成功

    フォトニュース 

  • 4
    同居女性を殺害し自宅に“セメント埋葬”…16年間隠していた男を逮捕

    トレンド 

  • 5
    TXT、13作連続オリコン1位!『Starkissed』でキャリアハイ&日本5大ドーム制覇へ!

    K-POP 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]