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2025年07月04日金曜日
ホームトレンド【またスパイ】NATO首脳会議直後、ICCがサイバー攻撃被害に…親ロシア系ハッキング集団の仕業か

【またスパイ】NATO首脳会議直後、ICCがサイバー攻撃被害に…親ロシア系ハッキング集団の仕業か

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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国際刑事裁判所(ICC)が先週、サイバー攻撃を受けていたことが分かった。攻撃は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の直後に発生したとみられる。

1日(現地時間)、ポリティコはICCの声明を引用し、「先週末、精巧かつ標的を絞った新たなサイバー攻撃を検知した」と伝えた。

現在、ICCは被害状況の詳細な分析を進めており、追加被害を防ぐための対策も講じているという。

オランダのハーグに本部を置くICCは、先週NATO首脳会議が開催されたワールドフォーラム会議場の近くに位置している。

オランダのサイバーセキュリティ当局によれば、首脳会議期間中、現地の自治体や機関などを標的としたDDoS攻撃(過剰なアクセス・データを送付するサイバー攻撃)も確認されたという。これらの攻撃は親ロシア系のハクティビスト集団(Hacktivist:政治的あるいは社会的な主張・目的のためにハッキングを行う集団)によるものとみられている。

ただし、NATO首脳会議期間中のDDoS攻撃とICCを狙った今回のサイバー攻撃の犯行グループが同一かどうかは分かっていない。

ICCは2023年にも、スパイ活動を目的としたハッキング被害を受けている。

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