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2025年07月16日水曜日
ホームトレンド「7月5日は回避も...」トカラ列島で異常震動2,000回超!気象庁は「大災害説」否定も、大きな揺れに警戒強まる

「7月5日は回避も…」トカラ列島で異常震動2,000回超!気象庁は「大災害説」否定も、大きな揺れに警戒強まる

引用:newsis

鹿児島県トカラ列島で、先月21日から今月13日までに発生した地震の総数が2,000回を超えたことが明らかになった。トカラ列島の地震は、漫画家の竜樹諒氏が漫画で提起した「7月大地震説」と相まって、日本国内外で大きな話題を呼んだ。

14日、気象庁の発表によると、先月21日以降トカラ列島周辺で発生した震度1以上の地震は13日時点で2,000回を超えたという。この数字は、全国で過去10年間(2015~2024年)に観測された震度1以上の年間平均地震回数(2,526回)を上回っている。

気象庁の震度階級では、1が最も弱く、7が最も強い揺れを示す。マグニチュードが地震の絶対的な規模を表すのに対し、震度は地震発生時にその地域にいる人々の体感や周囲の物の揺れ具合を数値化した相対的な指標である。

トカラ列島では、今月12日に30回、13日に70回の震度1以上の地震が発生した。14日も午前8時32分頃にマグニチュード4.2の地震が起き、午前9時までに約20回の地震が続いた。

トカラ列島の一つである悪石島では、今月3日に発生した地震で震度6弱の揺れを観測し、6日には震度5強の揺れを2回記録した。震度6弱は壁タイルや窓ガラスが破損したり、本棚が倒れたりする可能性がある程度の揺れ、震度5強は棚から食器や本が落ちる程度の揺れを指す。

トカラ列島では2021年12月と2023年9月にもそれぞれ300回を超える小規模地震が連続して発生したが、今回の地震活動はこれらを大きく上回っている。気象庁は当面、震度6弱程度の地震に警戒するよう呼びかけている。また、一部地域では地盤が弱まっている中で大雨の可能性もあり、注意が必要だとしている。

トカラ列島の地震活動が収まる気配を見せない中、一部住民の避難生活も長期化している。地元当局は震度4以上の地震が5日間観測されなければ、避難している住民らに島への帰島意思を確認する方針だが、14日もマグニチュード4.2の地震により震度4の揺れが観測されたという。

一方、日本内外では人気漫画『私が見た未来・完全版』の予言を根拠に「7月大地震説」が広まった。この漫画で作者は日本で7月5日頃に大地震が発生すると予言していた。気象庁はインターネット上で話題となった地震説とトカラ列島の地震との間に因果関係はないと明言している。

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