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2025年08月01日金曜日
ホームニュース「日本とは即合意、韓国は後回し」…米国が見せた「冷遇」に韓国激怒、2+2会合延期の裏に「じらし戦術」か?

「日本とは即合意、韓国は後回し」…米国が見せた「冷遇」に韓国激怒、2+2会合延期の裏に「じらし戦術」か?

韓国と米国の経済・貿易分野における「2+2閣僚会合」が延期される中、24日(現地時間)、韓国のキム・ジョングァン産業通商資源部長官とヨ・ハング通商交渉本部長が米ワシントンDCでハワード・ラトニック米商務長官と会談する。

スコット・ベッセント米財務長官が日程の都合で会談を延期してから一日後に行われる交渉だ。ラトニック長官は当日、CNBCのインタビューで「韓国側が今日、貿易に関して私のオフィスを訪れる」と述べた。

ラトニック長官は「韓国も欧州と同様に交渉合意に非常に意欲的で、韓国が日本の合意を読んだ時、韓国側から罵声が漏れるのが聞こえた」と語り、「韓国と日本は互いに警戒しているからだ」と説明した。さらに「だから韓国が日本の交渉合意を見たとき、どんな思いだったか想像できる」とし、「韓国はおそらく『ああ、どうしよう』と思ったはずで、もちろん韓国は今日、私のオフィスを訪れて話し合うだろう」と明かした。

これに先立ち、日本は米国に5,500億ドル(約81兆729億円)規模の対米投資を約束し、自動車や米市場などを開放する条件で、当初25%だった相互関税と自動車関税を15%に引き下げることで合意に至った。特に自動車は日韓両国の対米主力輸出品目であるため、韓国が少なくとも日本と同水準まで関税を引き下げられなければ、韓国の自動車メーカーが対米輸出で相対的に不利な立場に置かれる可能性がある。

ラトニック長官が、韓国側の焦りを十分に利用できると推測される部分だ。米国はすでに、ベッセント長官がメールで「2+2会談」の延期を一方的に通知した時点から、韓国交渉団を萎縮させるような雰囲気を醸成していた。

米財務省は「ベッセント長官の韓国との二国間会談は日程の重複(scheduling conflict)により再調整中」とし、「長官は韓国側の対話相手と早急に会談することを楽しみにしている」と発表したが、米国が韓国側の交渉案に満足せず、急遽交渉を延期したのではないかとの懸念が浮上している。

ベッセント長官は28〜29日にスウェーデン・ストックホルムで開催される米中貿易交渉に出席する予定で、25日前後の具体的な日程はまだ明らかになっていない。

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