メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【弾圧の連鎖】また移民支援者を拘束…タパチュラで続く静かな抗議に政府は「声を上げれば犯罪者扱い」

梶原圭介 アクセス  

引用:the press democrat
引用:the press democrat

メキシコのチアパス州タパチュラ市において、南部地域の移民団体による大規模な政府抗議デモと行進が翌日に控える中、現地時間5日、司法当局は著名な移民活動家の一人を逮捕したと発表した。

ニューシスの報道によると、メキシコ連邦政府の匿名の情報筋は、ルイス・ガルシア・ビヤグラン氏の逮捕は、移民関連の活動に絡む違法行為があったためだとされている。

この政府関係者は、本件について公に語る権限がないため、匿名を条件に情報を提供。

グアテマラ国境に近いタパチュラ市内の検察庁前で待機していたガルシア・ビヤグラン氏の家族や親族は、本件に関してコメントを控えた。

ビヤグラン氏は移民保護活動家兼弁護士であり、長年にわたり多くの移民キャラバンに同行して積極的に活動してきた。これらの移民キャラバンはタパチュラ市を出発点とし、米国を目指して安全に移動するか、メキシコ国内での移民申請手続きを通じて迅速な移民を実現するのを目的としている。

6日に出発予定の移民行進は、当面の目標をメキシコシティまでと定めている。

ドナルド・トランプ米大統領が事実上、米国境での移民および帰化申請の可能性を完全に遮断したことから、彼らはメキシコシティに留まり、より多くの雇用機会を得ることを望んでいる。

近年、メキシコ政府は米国の移民抑制政策に協力し、米国境から遠く離れたメキシコ南部における移民の流れを食い止める作戦を展開してきた。 この政策により、タパチュラでは時折移民人口が急増し、数百人規模の抗議集会や行進が市内で行われることもあった。チアパスはメキシコで最も貧しい州であり、移民たちは雇用機会や適切な住居の確保が困難であることから、政府の移民軽視に抗議している。

昨年、一部の移民がビヤグラン氏を移民に対する搾取の疑いで告発し、チアパス州検察が捜査を開始した。同検察は、捜査の進捗状況に関するAPからの質問に回答していない。

メキシコ当局は過去にも、ビヤグラン氏以外の移民活動家を複数逮捕している。

2018年には、グアテマラとメキシコの国境都市チウダッド・イダルゴにおいて移民たちの抗議デモを主導した疑いで、活動家のイリネオ・ムヒカ氏が逮捕された。

彼は「国境なき民衆」という移民団体の代表であり、当時は私有財産侵害と逮捕妨害の疑いで起訴された。

ムヒカ氏は5日、ビヤグラン氏の逮捕を非難する動画演説を自身のソーシャルメディアに公開し、その中で移民やその人権を守ろうとする人々を、メキシコ政府が一方的に“犯罪者扱い”していると強く批判した。

ムヒカ氏は2019年にも、当時のトランプ政権による関税爆弾を回避するために交渉中だったメキシコ政府によって、他の移民活動家と共に逮捕されたことがある。彼らは数日後、証拠不十分として釈放された。

キューバ出身の移民ヘスス・ペレス氏は5日、記者団に対し、ビヤグラン氏の逮捕は移民たちがタパチュラを離れられなくなることを意味すると述べ、「それでも私たちは出発する」と宣言した。 彼は、ここ数日、入国管理局の職員や国防軍の隊員が移民たちの集まる場所を常に監視し、取り締まりを強化していることを指摘。これは移民たちを脅して米国行きを阻止しようとする試みだと非難した。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • サムスンが“二度折れるスマホ”を初公開…次世代モデル「トライフォールド」に世界が注目
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”
  • 「テスラ、完全自動運転の野望崩壊」...自動運転ゼロの“サイバーキャブ”、価格戦略と安全規制の狭間で揺れる!
  • 「北朝鮮は絶対崩れないのか?」極秘情報と脱北者証言からわかる“クーデター不可能”の現実
  • 「豚の腎臓移植で9カ月生存!」米UCLA、“遺伝子改変臓器”の実験に成功
  • 「合意内容と違う!」トランプ政権の“成果誇張外交”に日本・韓国困惑...経済同盟に深まる“信頼の亀裂”

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「6年連れ添った夫婦が親族だった⁉︎」台湾で発覚した“まさかの血縁婚”、愛は法に阻まれた
  • 「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”
  • 「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”

こんな記事も読まれています

  • 「MINI×ポール・スミス」27年の絆が再び東京で結実…特別エディションが世界初公開
  • 【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来
  • 【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始
  • 「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露
  • 「6年連れ添った夫婦が親族だった⁉︎」台湾で発覚した“まさかの血縁婚”、愛は法に阻まれた
  • 「神の金が消えた」…ヒンドゥー教最大の聖地で発覚した“信仰の裏切り”
  • 「1歳の我が子にタトゥー」…賞金のために赤ちゃんを犠牲にした“最悪の親”に世界が激怒
  • 「忠誠の象徴が逃げた」北朝鮮代表団の通訳が亡命、金正恩体制に広がる“静かな崩壊”

おすすめニュース

  • 1
    「もう一度だけ、一緒に泳ぎたい」…沈む子を支えた母イルカの“切なすぎる祈り”

    トレンド 

  • 2
    【ロータリー再生】マツダ「VISION Xシリーズ」、魂動デザインと510馬力PHEVが示す未来

    フォトニュース 

  • 3
    1億円のピカソ作品「輸送中に消失」…警察が突き止めた“意外すぎる真実”

    トレンド 

  • 4
    【再起×進化】エルグランド新章&パトロール復活…日産がモビリティショーで反撃開始

    モビリティー 

  • 5
    【いかれた恋心】愛人のために妻を7度毒殺しようと…息子まで巻き込んだ“狂気の父”を逮捕

    トレンド 

話題

  • 1
    「移動」を再定義するトヨタ、空・家・AIをつなぐ新コンセプト披露

    フォトニュース 

  • 2
    「会計が遅すぎる!」20代女が他の客をナイフで刺す…米ショッピングモールで衝撃事件

    トレンド 

  • 3
    ダイハツ、伝説の「ミゼット」復活…電動時代に小さな革命が始まる

    フォトニュース 

  • 4
    クマと闘った60代男性、奇跡の生還…「妻を守るため」全身で挑んだ“壮絶な死闘”の全貌

    トレンド 

  • 5
    「歩道の段差につまずいただけで11億円!?」転倒事故の女性に異例の賠償金、アメリカで波紋広がる

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]