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2025年08月07日木曜日
ホームニュース「餓死に続き今度は砲撃死」ガザで“配給待ち”の市民83人が犠牲、イスラエル軍に非難噴出

「餓死に続き今度は砲撃死」ガザで“配給待ち”の市民83人が犠牲、イスラエル軍に非難噴出

引用: ニューシス
引用: ニューシス

ガザ地区全域で現地時間5日、イスラエル軍の軍事作戦と砲撃により、1日でパレスチナ人83人が死亡したとガザ民防衛本部が発表した。

ニューシスの報道によると、民防衛隊のマフムド・バサル報道官は新華社通信に対し、死亡者のうち58人はガザ北部、中部、南部で救援物資の配給を待っていた人々だと述べた。

バサル報道官によると、イスラエル軍の無差別攻撃により、負傷の程度も様々な多くの市民がガザ地区の各病院に運び込まれているという。

イスラエル軍はこの状況について、現時点で公式声明を出していない。

一方、ハマスの軍事部門カッサム旅団はこの日声明を発表し、「ガザ地区南部のカンユーニス市でイスラエル軍の複数の兵士を迫撃砲で攻撃した。この作戦にはアル・クドス旅団とナセル部隊などが共同で参加した」と明らかにした。

イスラエル軍は休戦が終了した3月18日から現在まで、ガザ地区への集中攻撃を継続し、少なくともパレスチナ人9,519人を殺害し、3万8,630人に負傷を負わせた。

ガザ地区保健省は5日、2023年10月の戦争勃発以来、死者数が6万1,020人、負傷者が15万671人に上ったと発表した。過去24時間では、飢餓と栄養失調により新たに8人が死亡した。戦争後の餓死者数は合計188人に上り、そのうち94人が子供だと保健省が明らかにした。 一方、イスラエルの複数メディアは5日、ネタニヤフ首相がガザ全域を完全に占領する計画をまもなく公表すると伝えた。

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