
日本が欧州やアジア諸国に対し、中国の「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典」と軍事パレードへの参加を見合わせるよう要請したことが明らかになった。
共同通信が24日に報じたところによると、日本は現地の大使館などを通じて外交ルートで中国の記念行事への参加自粛を求めたという。日本側が挙げた表向きの理由は、中国がこの行事で過去の歴史を過度に強調し、反日的な色彩が濃いというものだ。
中国政府は来月3日、抗日戦争および第二次世界大戦勝利80周年を記念し、軍事パレードなどの式典を開催する予定だ。中国軍はこの日、新型兵器を公開するとしている。中国は各国首脳にこの軍事パレードへの出席を呼びかけているとされる。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、31日から9月1日まで開催される上海協力機構(SCO)首脳会議の後に参加する予定で、欧州の大使らはプーチン大統領の出席に抗議し、欠席を検討している。インドネシア、マレーシア、ベトナムも首脳級の要人を派遣する。韓国からはウ・ウォンシク国会議長が出席する見通しだ。
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