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2025年08月27日水曜日
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【コスパ戦略】米国成人の44%が外食でキッズメニュー、子供時代の懐かしさも影響

引用:Newsis
引用:Newsis

アメリカの成人の半数近くが外食時にキッズメニューを注文するという調査結果が複数の機関から明らかになった。

Newsisの報道によると、21日(現地時間)にCBSなど海外メディアが伝えたところ、外食業界の決済システム会社「ライトスピード・コマース」の調査で、成人回答者の44%が「少量・低価格・シンプルなメニュー構成」を理由にキッズメニューを注文した経験があると答えた。

他の調査でも同様の結果が出ている。

米経済メディア「マーケットウォッチ」の調査では、1,400人の回答者のうち33.8%が子ども向けメニューを注文したことがあると明らかにした。

市場調査会社サーカナも、成人によるキッズメニューの注文が2019年から2025年のわずか6年間で30%増えたと報告している。

専門家は、この傾向が物価と外食費の上昇に対する消費者の「コスパ重視戦略」だと分析している。

一部では単なるコスト削減目的を超えて、顧客が幼少期の懐かしさを感じるために注文する側面もあるとみられている。

また、マクドナルドなどのファストフード店では、一般的なレストランとは異なり、子ども向けメニューと通常メニューの価格差が小さいため、事実上、成人による子ども向けメニューの注文を容認している。

マーケティング・データ分析プラットフォーム「インマーケット」の最高戦略責任者マイケル・デラ・ペンナ氏は「成人が子ども向けメニューを注文することを単に禁止するのではなく、おもちゃや限定アイテムを含むなど新しい体験を提供する方法を検討すべきだ」と強調した。

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