
東京・池袋の店舗で、経営者らが女性従業員に対し不適切な行為を強要していた疑いがあり、警視庁が関係者を逮捕した。
警視庁によると、豊島区池袋の「ガールズバー」を経営する鈴木真央容疑者(39)とマネージャーの田野和愛容疑者(21)が、2024年5月から7月にかけて、当時27歳の女性に対し不当な労働を強いた疑いがもたれている。
鈴木容疑者は容疑を否認しているが、田野容疑者は認めているという。

被害女性は昨年秋ごろからこの店で勤務していたが、経営側から過度な叱責や金銭的制約を受けていたとみられる。
関係者によると、女性は店内の一室で生活を強いられ、自由な外出が難しい状態に置かれていたという。
警視庁は、女性が働く環境の改善を求めて相談したことから実態が発覚したとして、経営側が労働者の権利を著しく侵害した疑いがあるとみて調べを進めている。
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