メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【欧州緊迫】中国製EVバスに「裏口」発見!遠隔操作で‟都市を封鎖される”恐怖

梶原圭介 アクセス  

欧州の電気バス市場を制している中国製電気バスに製造者が遠隔でアクセスできる事実が確認され、欧州各国が混乱に陥った。セキュリティ上の懸念が高まり、一部の国は緊急調査に乗り出した。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

9日(現地時間)、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、英国の交通当局は英国国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)と協力し、中国の電気バス製造業者「宇通客車(Yutong)」が納入した車両の制御システムに遠隔アクセス権があるか調査を開始したという。

Yutongは英国市場に約700台のバスを供給し、ノッティンガム、南ウェールズ、グラスゴーなどで運行中だ。英運輸省は「ノルウェーとデンマーク当局が取った措置の技術的根拠を把握するため、NCSCと緊密に協力している」と述べた。この調査は北欧で中国製電気バスのセキュリティ脆弱性が明らかになった後に始まった。

先月28日、ノルウェー最大の公共交通運営会社「ルーター」は、中国製のYutong電気バスとオランダ製のVDL電気バスのセキュリティ点検結果、YutongバスにルーマニアのSIMカードが搭載されていたと発表した。VDLバスではこの問題は見つからなかった。

ルーターによると、YutongはそのSIMカードを通じて自社の電気バスに遠隔でソフトウェアアップデートをインストールする権限を持ち、この過程でバッテリーと電源供給制御システムにもアクセスできるという。ルーターは「理論上、製造者がバスを停止させたり、動作不能にしたりすることができる」と説明した。

FTは「英国と中国の関係が緊張する中、電気バスのこうした脆弱性は政治的に敏感な問題になっている」と伝えた。スコットランド・ファルカークを選挙区にする労働党議員のユアン・ステインバンク氏は「英国の道路に中国製電気バスが大量に普及することは国家安全保障上のリスクにつながる可能性がますます明らかになっている」と述べ、英国政府に中国製電気バスの危険性評価を促した。

中国河南省鄭州市に本社を置くYutongは、これまでに60か国以上に11万台の車両を輸出してきた。イタリアのメディア「サステイナブル・バス(Sustainable Bus)」によると、Yutongは今年上半期に欧州の電気バス市場でシェア1位(16%)を記録したという。現在ノルウェーで運行中の約1,300台の電気バスのうち850台がYutongのバスだ。

デンマーク最大の運輸会社「モビア」も最近、デンマーク緊急事態管理庁からYutongの電気バスが遠隔で制御できるとの通知を受けた。緊急事態管理庁はモビアに「電気バスにインターネット接続システムとカメラ、マイク、衛星航法システム(GPS)など各種センサーが搭載されており、これらがバス運行に障害を引き起こす脆弱性として悪用される可能性がある」と警告した。

FTによると、モビアはYutongバスのセキュリティ脆弱性を調査中で、これらの問題は中国製バスに限らず、ソフトウェアの遠隔アップデートが可能な西側製造の電気自動車を含む多くの電気車両に共通して存在すると説明したという。

Yutongは英サンデー・タイムズに「Yutong車両が運行される地域の関連法律、規則、産業基準を厳守している」とし、「収集されたデータは車両のメンテナンス、最適化、改善のための目的でのみ使用され、保存暗号化とアクセス制御措置によって保護されている」と述べた。さらに「顧客の許可なしに誰もこのデータにアクセスしたり、閲覧したりすることはできない」と付け加えた。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ドア閉め専門職誕生!」無人タクシーの“盲点”に人間出動、高報酬で人気上昇中
  • 「18年間放置、ミイラ化した6歳女児の遺体」...大阪女児事件が浮き彫りにした日本行政の危機!
  • 「卵100%、ビックマック50%高騰!」物価高で中間層も悲鳴、“米中間選挙”に暗雲か
  • 「資金は確保、だが追加購入なし!」世界最大ビットコイン保有企業の“戦略変更”で市場に警戒感
  • 「トランプ大統領の影の参謀」...ホワイトハウスで存在感増すブレア氏、選挙戦略から政策指導まで独占!
  • 【米中緊張再燃】中国軍、台湾戦略と米本土射程を示す“ウォーゲーム映像”を初公開!

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • ユ・ジェソクの『遊ぶなら何する?』、収益金3億600万ウォンを寄付…7年連続の善行
  • 「私生活論争」ソ・イェジ、「そろそろ」復帰の兆し…
  • 「飲酒運転」リジ、180度変わった近況に注目
  • ヒーローとなったイ・ジュノ、『テプン商事』に続き『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』で興行不敗の5連続ヒットに挑戦

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • ユ・ジェソクの『遊ぶなら何する?』、収益金3億600万ウォンを寄付…7年連続の善行
  • 「私生活論争」ソ・イェジ、「そろそろ」復帰の兆し…
  • 「飲酒運転」リジ、180度変わった近況に注目
  • ヒーローとなったイ・ジュノ、『テプン商事』に続き『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』で興行不敗の5連続ヒットに挑戦

おすすめニュース

  • 1
    「離婚」ホン・ジンギョン、感情の波が深刻…痛ましい近況

    エンタメ 

  • 2
    「42歳・未婚」キム・ヒチョル、有名プロデューサーと日本で目撃…「ホテルステイを満喫」

    エンタメ 

  • 3
    キム・ソヨン、妊娠7か月でつわりが終わり…洗濯を済ませて列車旅行へ

    エンタメ 

  • 4
    ミル、キム・ジャンフンへの批判受け自ら説明「非公開結婚式ではない。人気がなく注目されなかっただけ」

    エンタメ 

  • 5
    「飲酒運転」クァク・ドウォン、Story Jとの復帰説浮上…「面談は事実だが契約段階ではない」

    エンタメ 

話題

  • 1
    【衝撃】0歳児を抱いたまま入浴中に”居眠り”、救急搬送も悲劇の結末

    トレンド 

  • 2
    「氷の都が溶けている!」ハルビン氷祭り、異常高温で“氷の造形物”が危機的状況に

    トレンド 

  • 3
    「お前に使ったお金、全部返せ!」婚約者の“大食い”にキレた男、デート費用全額返還求め提訴

    トレンド 

  • 4
    「まるでファッションショー」犬と赤ちゃんの12変身、癒やしが止まらないクリスマス動画

    フォトニュース 

  • 5
    「不倫相手の旦那登場で大パニック!」中国人男性、ホテル看板に下着姿で“宙吊り”に

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]