
孫正義会長率いる「ソフトバンクグループ(SBG)」が4~9月期の決算で純利益2兆9,240億円を計上し、前年同期比190%増になったと11日に発表した。日本経済新聞などによると、ソフトバンクグループは同日、2025年度(2025年4月~2026年3月)上半期決算を通じてこの結果を公表したという。
上半期の純利益は過去最高を記録し、特に人工知能(AI)関連企業などに投資してきたソフトバンク・ビジョン・ファンド事業が好調だった。ビジョン・ファンド事業の投資利益は3兆5,361億円に達し、出資先である韓国の電子商取引企業「クーパン(Coupang)」と中国の配車アプリ「DiDi」の株価上昇などが寄与した。
ソフトバンクグループはOpenAIへの投資利益として2兆1,567億円を計上した。同グループは9月末までにOpenAIに総額108億ドル(約1兆6,666億円)を投資した。また、ソフトバンクグループは先月、保有していた米NVIDIAの株式全量(3,210万株)を58億3,000万ドル(約8,886億5,656万円)で売却したことも明らかにした。さらに、来年初めに1株を4株に分割する株式分割計画も発表した。














コメント0