本のように折りたたむスマホが有力…発売時期はやや流動的
Appleが来年発売を目指し、折りたたみのiPhoneの開発を本格化させており、関連ニュースが続々と伝えられている。
当初、折りたたみiPhoneの発売は2026年が有力だと見込まれていた。しかし最近、みずほ証券は生産遅延により2027年に発売が延期される可能性があると予測した。
ITメディアのPhoneArenaは、これまでに出でいる折りたたみiPhone関連のニュースをまとめて紹介した。

1. 発売時期
Appleは当初、2026年に折りたたみiPhoneを発売する計画だった。しかし最近、発売遅延の可能性が引き続き提起されている。
代表的なのが、みずほ証券の予測だ。みずほ証券は、Appleが生産遅延により折りたたみiPhoneの発売を2027年に延期する可能性があると予測した。
ただし、iPhone 18シリーズが公開される来年の秋までには、まだ約1年残っているため、今後のスケジュールが変更される余地はある。
2. 本のように折りたたむインフォールディングフォン

Apple初の折りたたみスマホは、Samsung Galaxy Z Fold7やGoogle Pixel 10 Pro Foldのような、本のように画面を内側に折りたたむデザインになる見込みだ。画面を折りたたんだときの厚さは約9~9.5mm、展開時には約4.5~4.8mmに薄くなると予測される。そのため、他の最新の折りたたみスマホと同様に、より薄く滑らかなデザインになると見られている。
3. デュアルディスプレイ構成
内部には7.8インチの大型の折りたたみ液晶が、外部カバーディスプレイにはiPhone 13 miniと似た約5.5インチの液晶が採用される予定だ。興味深い点は画面比率で、両方の液晶は現在市販されているほとんどの折りたたみスマホよりも幅が広く、短くなると予想される。これはSamsungの折りたたみスマホで見られる長く狭いデザインよりかは、iPadに似た視聴体験を提供することになりそうだ。
4. カメラ
カメラの構成に、新たな変化は期待できなさそうだ。背面デュアルレンズで、2つのレンズともにiPhone 17と同様の4,800万画素を搭載する見込みだ。また、内外のディスプレイに前面カメラがそれぞれ1つずつ装備されており、折りたたんだ状態と展開した状態の両方でセルフィー撮影が可能になる。
メイン画面にはアンダーディスプレイ前面カメラ(USC)が適用され、画面を開いたときに滑らかな外観を提供する一方、カバー画面はパンチホールカメラデザインが採用される可能性が高い。
5. タッチIDの復活
内部のスペース節約のためにFace IDの代わりに側面にタッチIDボタンが適用される可能性も提起された。AppleはすでにiPad、iPad Air、iPad miniでこの方式を採用しているため、折りたたみiPhoneにタッチIDが導入されるのも自然な進化として評価される。
6. 次世代C2モデム
AppleはQualcommチップを代替するため、自社開発した2世代C2モデムチップを折りたたみiPhoneに適用する予定だ。1世代C1モデムはiPhone 16e、C1XはiPhone Airに搭載されており、C2チップはAppleがモデムからプロセッサーまで自社ハードウェアエコシステムを構築する強化の転換点になると予想される。
7. A20チップ
折りたたみiPhoneが、iPhone 18シリーズと共に発売される場合、次世代A20チップが搭載されると予想される。A20チップは2ナノプロセスに移行し、既存と比べて性能が約15%向上し、電力消費も約30%減少すると期待される。
8. 12GB RAM・最大1TBストレージ
噂によれば、折りたたみiPhoneには12GB RAMに256GB、512GB、1TBの内蔵ストレージオプションが搭載される予定だ。これはフラッグシップスマホ、特に高価格が予想される折りたたみスマホで期待できる仕様である。
9. 価格は2,000ドル
価格は2,000ドル(約31万円)程度になるとの予測が出ている。この場合、Samsung Galaxy Z Fold7と共に最も高価なスマートフォンの一つとなる見込みだ。
10. 大容量バッテリー
折りたたみiPhoneにはiPhone史上最大容量の5,000~5,500mAhのバッテリーが搭載される見込みだ。ただし、PhoneArenaは「折りたたみスマホの限られた内部構造に、このような大きなバッテリーをどのように搭載するのかが重要な観戦ポイント」とし、Appleが新しいバッテリー技術を紹介する可能性に注目した。
同メディアは「現在、折りたたみiPhoneの公開に向けて一層近づいているものの、Appleが大胆な動きを見せる計画はなさそうだ」とし、「急進的な試みをするよりも、第1世代の折りたたみスマホを通じては、より予測可能で安定したアプローチを取っているように見える」と評価している。














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