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韓国で高まる日本車評価、レクサス4位返り咲きに見えた“技術と品質の本当の強さ”

山田雅彦 アクセス  

引用:レクサス
引用:レクサス

韓国輸入車市場で、日本ブランドの存在感が再び高まりつつある。トヨタのプレミアムブランドであるレクサスが今年、輸入車4位の座を奪還し、堅調な販売力を示している。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)が公表した1〜10月の登録データによると、同期間のレクサス販売台数は1万2,855台で前年比約12%増となった。ボルボ(1万1,929台)を上回り、2019年以来となる4位復帰を果たしたことが明らかになった。この結果は、競争の激しい韓国市場で日本車が再び評価を高めている状況を示している。

背景には、レクサスが長年磨き続けてきたハイブリッド戦略の強さがあるとみられている。主力である準大型セダンES300hや中型SUV NX350hが販売を支え、特にES300hは静粛性と燃費性能の高さが中高年層を中心に高く評価されている。韓国市場はハイブリッド車人気が高く、耐久性や品質に対する支持が厚いレクサスがその需要を確実に捉えた形となっている。

一方、ボルボはフラッグシップSUVのXC90や大型セダンS90が期待を下回り、ブランド初の小型電動SUV「EX30」も約1,000台の販売にとどまり、当初目標の3,000台に届かない結果となった。

来年は両ブランドがより鮮明な戦略を展開する見通しだ。ボルボはEX90やES90といった電動化モデルを韓国市場に投入し、2026年型からはNaver WhaleブラウザやMelonなど韓国向けアプリを全車種に搭載して商品力を高めようとしている。

対するレクサスは、韓国で高い人気を誇るES300hを来年9月に8代目へフルモデルチェンジする計画だ。人間中心デザイン「Tazuna Concept」を軸に14インチ大型ディスプレイや次世代安全装備を採用し、利便性と安全性をさらに高める方針だ。また、新型ハイブリッドモデルに加えてESの電気自動車仕様を同時投入する可能性も示されている。

レクサス・コリアの関係者は「来年のラインアップについては現在内部で検討を進めており、最終決定には至っていない」と説明したが、現地ではレクサスの販売好調が来年も続くとの見方が強まっている。

韓国市場でのレクサスの再浮上は、同ブランドだけでなく日本車全体の価値が改めて見直されている兆しとして注目されている。品質、実用性、耐久性を武器に、日本ブランドが来年も存在感を拡大する可能性が高いとみられている。

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