メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「脅威を過小評価するな」北朝鮮とロシアの脅威を前に、米国が描く”新たな軍事戦略”

竹内智子 アクセス  

引用:YouTube
引用:YouTube

米国防総省のエルブリッジ・コルビー政策担当次官は3日(現地時間)、北朝鮮の核兵器とロシアを米国の主要な脅威だと強調した。

コルビー次官は同日、米連邦上院軍事委員会が開いた新たな国家防衛戦略(NDS)に関する公聴会に出席した。ロジャー・ウィッカー委員長(共和党・ミシシッピ州)から、「NDSは、ロシアや北朝鮮が提起する存立上の脅威に対する抑止の姿勢が弱まったことを示唆しているのか」と問われ、「全くそのようなことはない」と否定した。そのうえで、「NDSの核心はこれらの脅威を無視したり過小評価したりすることではなく、同盟の基本構造を踏まえつつ、協力を通じて米国の全体戦略を再構築することにある」と強調した。

今年1月23日に公開された米国の新たなNDSでは、北朝鮮の軍事力について「米国本土を脅かす能力が一段と高まっている」と指摘している。特に、米本土に対する明確かつ差し迫った核攻撃の脅威を提起しているとの認識を示した。一方で、今回のNDSでは、北朝鮮の核計画の完全な廃棄を明確に掲げていた過去の文書とは異なり、「北朝鮮の非核化」に関する直接的な言及は盛り込まれていない。

コルビー次官は、1月末に次官就任後初の訪問先として韓国を選んだことに触れ、「韓国が北朝鮮に対する通常戦力面で主たる責任を担うことで合意している」と改めて確認した。そのうえで、「米国がロシアや北朝鮮の脅威への関与を後退させるという意味ではない」と述べ、「むしろ現実を踏まえ、同盟国が主導的な役割を果たすのを支えるということだ」と強調した。さらに、ロシアの脅威をめぐる欧州の役割についても触れ、「欧州各国は積極的に受け止め、前向きに対応している」と述べた。その上で、安全保障上の負担を分担し、真の軍事同盟となることを志向していた冷戦期の考え方に立ち返るものだとの認識を示した。

米上院軍事委員会の委員長であるジャック・リード上院議員(ロードアイランド州)が、今回の米国による対イラン軍事攻撃について、NDSに明記された中東戦略の方針、すなわち「地域の同盟国およびパートナーがイランおよびイランの代理勢力の抑止に主たる責任を負う」との内容に反するのではないかと指摘したのに対し、コルビー次官はそのような見方を全面的に否定すると反論した。「NDSには、大統領が昨年6月の対イラン核施設攻撃『ミッドナイト・ハンマー作戦』と同様に、空軍や海軍の戦力を遠隔または直接に投入できる能力を確保することが、明示的かつ繰り返し記されている」と述べた。その上で、「同盟国イスラエルは積極的に行動しており、湾岸地域のパートナーにも同様の動きが見られる。欧州の他のパートナーも同じだ」と説明した。

さらに、リード委員長が「中東の有力国や米国の同盟国は、NDSに明記された通り主たる責任を負っているのか」とただしたのに対し、コルビー次官は、「『主たる責任』という表現は、特に欧州や韓国の文脈で用いたものだ」と答えた。そのうえで、「すべての同盟国およびパートナーが責任を担うことを明確に期待しているが、それは一律に義務付ける趣旨ではない」と述べた。

コルビー次官は今回の作戦の目的について、「米国自身と米軍基地、米軍、中東および他地域の同盟国・パートナーに対する、イランの軍事力行使能力の抑制に焦点が当てられている」と説明し、「これは主にイランのミサイル戦力に関するものだ」と述べた。リード委員長が「作戦が軍事目標に限られ、イラン政権の交代などが起こらなかったとすれば、なぜ一次目標が政権の中枢指導者であるハメネイ師の攻撃・排除だったのか」と質問したのに対し、コルビー次官は「それら(ハメネイ師らイラン指導部の排除)はイスラエル側の作戦だったと説明した」と答えた。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    ホンダ系ディーラー、下請け整備業者に車両運搬を無償強要…公取委が勧告方針

    モビリティー 

  • 2
    「人間が作り出した突然変異」倫理なき近親交配で生まれたホワイトタイガーの衝撃的な姿

    トレンド 

  • 3
    店先で盲導犬がおしっこをしてしまった瞬間、店主が見せた感動的な対応

    トレンド 

  • 4
    陣痛に苦しむ妊娠中の母親に、愛犬が見せた思いがけない反応

    トレンド 

  • 5
    「最近、体力も筋力もガクッと落ちた」と思ったら…何歳から?“一気に老ける年齢”は本当にあった

    ライフスタイル 

話題

  • 1
    「これを本当に飲んだのか…」1口5ドルでも即完売、米巨大アニメイベントで売られた“素足入りドリンク”に衛生問題が噴出

    トレンド 

  • 2
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 3
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 4
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 5
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]