メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「空の暗殺者、終焉」撃墜され続けるMQ-9リーパーが示す“戦争の変化”

梶原圭介 アクセス  

引用:Wikipedia
引用:Wikipedia

「空の暗殺者」と呼ばれる米軍の無人攻撃機「MQ-9リーパー」ドローンが、イラン戦争で最後の活躍を見せるとの見方が出ている。

ウォール・ストリート・ジャーナルは16日(現地時間)、米軍がイラン上空にリーパー・ドローン10機以上を連続で滞空させ、イランの弾道ミサイルや攻撃資産を攻撃するなど積極的に運用していると報じた。また、リーパー・ドローンが攻撃したミサイルやドローン、その他の目標は数百に上ると伝えた。

リーパー・ドローンは「空の暗殺者」や「暗殺ドローン」とも呼ばれ、攻撃能力だけでなく情報収集能力も高い。シリアやイラクなどの紛争地で展開される対テロ作戦で主に使用される。全長は11m、翼幅は22mに達し、標的の上空15kmで24時間以上の滞空が可能な大型無人攻撃機だ。機体の操縦士とセンサー・武器操作の技術者が2人1組で遠隔操作する。2019年にはイスラム国(IS)の指導者アブー・バクル・アル=バグダーディー氏、2020年1月にはイラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマーニー司令官の暗殺にも使用された。

リーパー・ドローンは今回の戦争で大きく活躍した一方、損失も避けられなかった。ウォール・ストリート・ジャーナルは軍当局者の話として、先週末時点で約12機のリーパー・ドローンがイランのミサイル攻撃などを受け、空中や地上で破壊されたと伝えた。このうち1機は湾岸諸国の部隊によって誤って撃墜されたという。

これに先立ち、昨年3~5月のイエメンでのフーシ派による攻撃でも、少なくとも6機のリーパー・ドローンが地対空ミサイルで撃墜されていた。

専門家は、リーパー・ドローンは低速で隠密性が高く視野角が狭い特性のため、高性能な防空網を持つ敵に対して脆弱だと指摘している。今回の戦争で米軍が高価なリーパー・ドローン10機余りを失ったのも、このためだとみられる。

退役目前のリーパー・ドローン、生産はすでに終了

 

リーパー・ドローンは現在、退役手続きが進められている。製造元のゼネラル・アトミックス社によると、これまでに合計575機が生産され、昨年には生産ラインが閉鎖されたという。

米国防総省は、リーパー・ドローンの脆弱性を理由に退役させる方針を示し、削減した予算を次世代航空機の開発に充てるべきだと主張している。

一方で、リーパー・ドローンが持つ長時間の滞空能力は、敵の移動式ミサイル発射台を事前に探知して攻撃するうえで有効であるとの見方もある。このため、退役ではなく、性能向上を通じて運用能力を高めるべきだとの意見も出ている。

何よりリーパー・ドローンに搭載された高性能カメラを通じて送信される映像は、後方指揮官が戦場の状況をリアルタイムで把握するのに役立つ。イランの核施設攻撃のために米軍が地上戦を開始する場合、この能力が米軍の優位確保に寄与すると分析する声もある。

ランド研究所のドローン専門家、ケイトリン・リー氏は「自衛のための比較的軽微な改造だけでも、こうした脅威環境下でリーパー・ドローンの効率性をさらに高められる」と指摘し、「適切な性能向上が行われれば、リーパーはより危険な戦闘シナリオでも生存力を維持できる」と述べいた。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    「人間が作り出した突然変異」倫理なき近親交配で生まれたホワイトタイガーの衝撃的な姿

    トレンド 

  • 2
    店先で盲導犬がおしっこをしてしまった瞬間、店主が見せた感動的な対応

    トレンド 

  • 3
    陣痛に苦しむ妊娠中の母親に、愛犬が見せた思いがけない反応

    トレンド 

  • 4
    「最近、体力も筋力もガクッと落ちた」と思ったら…何歳から?“一気に老ける年齢”は本当にあった

    ライフスタイル 

  • 5
    「これを本当に飲んだのか…」1口5ドルでも即完売、米巨大アニメイベントで売られた“素足入りドリンク”に衛生問題が噴出

    トレンド 

話題

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]