約2,400万ウォン送金、両親だまし金銭要求

カンボジアで誘拐され拷問を受けたとされる19歳の被害女性を巡り、父親が身代金として11万人民元(約256万4,000円)を送金したにもかかわらず娘が戻らなかった事件だが、実際には娘が交際相手と共謀し、両親から金銭をだまし取るために仕組んだ自作自演だったことが分かった。
タイ警察中央捜査局(CIB)は16日(現地時間)、入国管理当局などとともに、バンコク南東部サムットプラカーン県バンプリ地区の住宅に踏み込み、中国人4人を逮捕したと発表した。逮捕されたのは29歳男、19歳女、26歳男2人の計4人の中国人を拘束したと、現地メディアのカオソットやチャンネル7などが報じた。
CIBはこれに先立ち、中国当局から本件に関する捜査協力の要請を受けていた。女性の父親は、娘がカンボジアで誘拐された後ミャンマーに連れ去られたと主張し、拷問を受けているように見える動画を中国警察に通報していた。父親は犯人側に身代金を送金したが、娘は戻らなかったという。
しかしタイ警察が女性のSNSを調べたところ、動画はバンコク・ホワイクワン地区で撮影されたものと判明した。捜査の結果、彼らは先月28日から今月2日まで同地区のホテルに滞在し、その後サムットプラカーン県へ移動していたことも確認された。
警察が踏み込んだ住宅には中国人の男女6人が滞在しており、このうち被害者と思った女性は交際相手の男とともに生活していた。女性を調べたところ、幼少期から父親との関係が良好ではなかったとし、交際相手とともに海外へ逃れたと説明した。さらに資金が尽きたため、「身代金」を名目に金銭を得ようとして誘拐・拷問を装ったと認めた。
6人のうち4人は有効なパスポートを所持していない不法入国者と確認され、強制送還の手続きが進められている。一方、合法的に入国したとみられる残る2人は拘束されていない。













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