時事通信「日韓、軍用機への給油支援の定例化を検討」

韓国の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」が今年1月、日本の航空自衛隊から給油支援を受けたことをきっかけに、両国の防衛当局が給油支援の定例化を検討していると、時事通信が報じた。
時事通信は19日、ブラックイーグルスが9月にチェコで開催される航空ショーへの参加などのため海外へ飛行する際、日本で給油支援を受けることを韓国側が希望していると伝えた。
さらに、両国の戦闘機への相互給油支援の在り方については、小泉進次郎防衛相の今月末の韓国訪問に合わせて協議される見通しだと報じた。
ブラックイーグルスは1月28日、日本の航空自衛隊の沖縄県那覇基地で給油を受けた。
航空自衛隊が韓国空軍の航空機への給油を支援したのは、当時が初めてだったとされる。
これに先立ち、日本は昨年11月、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ・エアショーに参加する予定だったブラックイーグルスに対し、中間給油を支援する方針だった。しかし、給油対象機の1機であるT-50Bが独島周辺で通常訓練を行っていたことを問題視し、給油を拒否した経緯がある。
その後、昨年12月に韓国の安圭伯国防相と小泉防衛相が電話で協議した後、日本への寄港に向けた協力が再び進められた。
日本は韓国との防衛協力を給油支援にとどめず、有事の際に弾薬や燃料、食料などの軍需物資を相互に提供できる物品役務相互提供協定(ACSA)の締結にまで発展させたい考えだが、韓国は慎重な姿勢を示している。
小泉防衛相は先月30日、第23回アジア安全保障会議に合わせてシンガポールで行われた韓国の安圭伯(アン・ギュベク)国防相との会談でACSAの問題を提起したが、安国防相は国民の理解と納得が優先されるべきだとして慎重な姿勢を示したと伝えられている。
時事通信は、韓国とのACSA締結について、直ちに進展を期待するのは難しいとの見方が日本国内で広がっていると伝えた。
そのうえで、日本側は航空機への相互給油支援などの協力を拡大することで、韓国世論に対し、両国の安全保障協力の重要性を訴える戦略へとかじを切ったと分析した。














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