プーチン大統領、ゼレンスキー大統領の書簡を受領…首脳会談実現への突破口となるか

ウラジーミル・プーチン露大統領が戦争終結に向けた会談を提案したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領からの書簡を受け取り、その内容を確認したことが分かった。ドナルド・トランプ米大統領も両首脳の会談を支持しており、停滞する終戦交渉に変化が生じるか注目されている。
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は5日(現地時間)サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の会場でロシア紙イズベスチヤの取材に応じ「昨日、文書による報告が行われ、報道内容もプーチン大統領に伝えられた」と明らかにした。
ペスコフ報道官はプーチン大統領がゼレンスキー大統領の書簡の内容を確認したとし、関連議題が同日のSPIEF本会議で議論される可能性があると説明した。
一方で、プーチン大統領の具体的な反応については「先走った発言は避けたい」として言及を控えた。
ゼレンスキー大統領は前日に公表した書簡でプーチン大統領に会談を提案していた。
ゼレンスキー大統領は「ウクライナは直接対話による戦争終結を提案する」と述べ、首脳間による対面協議を呼びかけた。
これまで両国は実務交渉を続けてきたものの、領土問題や安全保障、制裁解除などを巡る隔たりを埋められず、交渉は停滞している。
会談が実現すれば、2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、両首脳による初の公式対面となる可能性がある。
終戦交渉の仲介に関与してきたトランプ大統領はこの会談提案を歓迎した。
トランプ大統領は「両者が会談すれば良いと思う。会って問題を解決すべきだ」と述べた。
ペスコフ報道官も「現在の停滞状態が解消され、対話が始まることを期待している」と語り、交渉再開への期待感を示した。
また「既存のルートを通じて米国側との意思疎通は継続している」と説明した。
一方で、米国内のウクライナ政策を巡る混乱については「ホワイトハウスから矛盾した発言が出ている」と指摘しながらも「トランプ大統領自身はウクライナ問題の解決を心から望んでいる」と評価した。
さらにペスコフ報道官は、ロシア通信社RIAノーボスチのインタビューで、プーチン大統領とトランプ大統領の首脳会談の可能性について「理論上は50%だ。実現するかもしれないし、実現しないかもしれない」と述べた。














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