
英国のキア・スターマー首相は17日(現地時間)、ロシアの軍艦が英仏海峡で民間のヨットに警告射撃を加えた事件について「無謀で、懸念すべきことだ」と非難した。
主要7カ国(G7)首脳会議への出席のためフランスのエビアン・レ・バンを訪問中だったスターマー首相は、BBCのインタビューで「英仏海峡で発生したことは非常に懸念される」とし「無謀な行動だった」と批判した。
英国とロシアの国防省によると、ロシア海軍の護衛艦「アドミラル・グリゴロビチ」は前日、英仏海峡で英国籍の民間のヨットが艦船と衝突する危険のある航路に接近したため、警告射撃を実施したという。
ロシア国防省は、ヨットと何度も無線交信を試みたが応答がなく、小型の武器を使用して前方に警告射撃を行ったと明らかにした。その後、ヨットは航路を変更して現場を離れたという。
スターマー首相は、英国国防省の評価を引用し「ロシアの艦船は漂流中であり、その射撃は警告射撃だった」としながらも「そのようなことは起こってはならなかった。ヨットに乗っていた英国人の夫婦は、極度の恐怖を感じただろう」と指摘した。
事件は16日午前11時40分ごろ、英国南部のワイト島の南側、20海里(約37キロメートル)の地点の濃い霧の中で発生した。この地点は英国の領海の外であり、人命の被害はなかった。
英国国防省は、今回のことは異例の個別の事件にすぎず、先週末に英国のコマンド特殊部隊がロシアの「影の船団」と疑われる船舶を拿捕した作戦とは関連がないと、一線を引いた。
アドミラル・グリゴロビチは4月にも、ロシア産原油を輸送するタンカーを護衛しながら、英仏海峡を通過したことがある。

















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