
ベラルーシで子どもを乗せたバスがドローン攻撃を受け、死傷者が出たとされる事案を巡り、波紋が広がっている。
ロシア外務省は17日(現地時間)、ウクライナ軍が「ベラルーシ子どもサッカーチーム」を乗せたバスをドローンで攻撃し、子ども6人を含む計8人が負傷したほか、引率者1人が死亡したと主張した。
同日、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は「Telegram」への投稿で、「ウクライナ軍が、ロシア西部ブリャンスク州から休暇先のゲレンジークへ向かっていた、ベラルーシ・ゴメリ州の青少年スポーツ学校に所属するサッカーチームのバスを攻撃した」と述べた。
また、「バスには子ども28人を含む計44人が乗っていた」としたうえで、「子どもの選手6人を含む8人が負傷し、引率者1人が死亡したほか、子ども2人が重体となっている」と付け加えた。

ザハロワ報道官はさらに、「ゼレンスキー政権はスタロビルスクでの事例と同様、ドローンを使って子どもたちを意図的に攻撃している」と非難した。
先月22日にはロシア占領下にあるウクライナ東部ルハンシク州スタロビルスクの大学寮がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、学生16人が死亡、42人が負傷した。ロシア連邦捜査委員会は、破壊されたバスや車内の様子を撮影した映像を公開し、捜査に着手した。

一方、ウクライナ側はこうした主張を否定し、ロシア政府が関与した挑発だと反論した。
ウクライナ軍参謀本部は声明で、「攻撃があったとされる当時、ブリャンスク州内にドローンを展開していなかった。この報道はロシア政府が組織的に仕組んだ新たな情報工作だとみている。大きな損害を受けたロシアは、ウクライナに対する情報操作や偽情報の拡散にますます依存している」と主張した。
双方の主張が食い違う中、現時点で事実関係を裏付ける証拠は示されていない。
ブリャンスク州はウクライナ北部と国境を接する地域で、ウクライナ軍はこれまでも石油貯蔵施設など同州内の軍事目標への攻撃を繰り返してきた。

















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