
中国の外交トップである王毅外相はロシアの安全保障責任者であるセルゲイ・ショイグ安全保障会議書記と会談し、国際情勢が大きく変化する中で両国の協力を一層強化する方針を改めて確認した。
中国外務省が23日にホームページで公表した内容によると、王外相は同日、インド・ニューデリーでショイグ書記と会談し「中国はロシアとの包括的な戦略的協力を引き続き強化していくことを望んでいる」と述べ「両国の発展と繁栄を加速させ、人類の平和と発展に貢献したい」と語ったという。
さらに「BRICSは国際社会が多国間主義を実践し、公平と正義を守り、平和と安全保障を促進するための重要な枠組みだ」と指摘し「中国とロシアは連携を一層強化し、BRICSの拡大を継続的に推進することで、真の『グローバルサウス』を代表する枠組みへと発展させるべきだ」と強調した。
中国外務省によると、ショイグ書記は「100年に一度の大変革に直面する中、ロシアと中国は相互信頼を深め、安全保障分野で緊密に協力し、外部勢力による様々な干渉や浸透を共に阻止しなければならない」と述べた。また「日本の再軍事化の動きにも反対すべきだ」との考えを示した。
さらにショイグ書記は「ロシアは中国とともにBRICSなど多国間の枠組みで戦略的な連携を強化し、地域と世界の平和と安定を共同で守っていくことを望んでいる」と続けた。
王外相は22日、エジプトのユセフ・アラ・エルディン国家安全保障会議事務局長とも会談し、中東情勢について協議した。その際、米国とイランの対話の重要性に言及し「平和への扉はすでに開かれた以上、再び閉じてはならない」と述べた。
また「交渉過程が常に順調とは限らず、様々な妨害や困難に直面する可能性もある」とした上で「どのような困難や課題があっても平和という方向性を堅持し、対話と交渉を続けるべきだ」と強調した。
さらに王外相、中国は地域紛争や国家間の対立は対話と交渉によって解決されるべきだと一貫して主張しており、武力の行使や武力による威嚇には反対すると明言した。
続けて「米国とイランが戦争に関する了解覚書(MOU)で相互の主権と領土保全を尊重し、軍事行動を再開せず、相手国の内政にも干渉しないことを約束したのは、国際社会に前向きなメッセージを発したものだ」と評価し「この合意を双方で維持し、着実に履行すべきだ」と述べた。
また「中国はエジプトと緊密な意思疎通を維持し、それぞれのルートを通じて終戦と和平交渉を後押しし、地域の平和と安定に共同で貢献する考えだ」と明らかにした。
中国外務省によると、エジプト側は戦争終結と和平促進に向けて中国が重要な役割を果たしたことを高く評価したという。
王外相はインドの国家安全保障担当補佐官アジット・ドバル氏の招待を受け、ニューデリーで開催される第16回BRICS国家安全保障担当補佐官・高級代表会議に出席するためインドを訪問している。













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