
米国のドナルド・トランプ大統領が北大西洋条約機構(NATO)の欧州同盟国の首脳たちに「忠誠心」を示すよう訓戒した。24日(現地時間)、トランプ大統領は米ホワイトハウスの執務室でNATOのマルク・ルッテ事務総長と会談後、記者団の前で「我々は(NATOに)失望した」と述べ、NATO加盟国のイタリア、英国、ドイツ、フランス、スペインなどを名指しした。
トランプ大統領は「我々はイラン戦争で全く助けを必要としなかった。だがNATO同盟国が『我々も助けたい』と言ってくれれば良かった」とし、「私は単に彼ら(NATO同盟国)の忠誠心を求めるだけで、彼らのお金が必要なわけではない」と強調した。その場にいたルッテ事務総長がトランプ大統領をなだめようとしたが、逆に彼は記者団の前で不機嫌な表情を浮かべながら話を続けた。
一方、トランプ大統領は「忠誠心」という表現が誤解を招く可能性を意識したようで、「我々はNATO同盟国に非常に忠実だ。我々は常に彼らのために戦ってきた」と繰り返し強調した。米国が欧州同盟国に核の傘を提供し、大規模な軍隊を駐留させてロシアの脅威から守っていることを想起させる発言だった。
トランプ大統領は米国もNATOに忠実だと述べたが、その発言は一部の加盟国の不満を招いた。イラン戦争の開戦以降、NATOが米国を助けなかったという理由で、すでに何度もトランプ大統領から批判を受けていたからだ。
ロイター通信によると、この日ルッテ事務総長は「欧州同盟国が米国を見捨てたわけではない」とし、「イラン戦期間中、米国の作戦を支援するため欧州内の米軍基地で数千回の米軍機運用と軍需・後方支援が行われた」と釈明した。
しかし、イタリア政府は即座にルッテ事務総長の発言に反発した。イタリアのグイード・クロセット国防相は「イタリアは米国の戦闘作戦を許可しておらず、技術・軍需・物流支援のみを承認した」とし、「ルッテ事務総長の説明が事実と異なる印象を与える可能性がある」と公に遺憾の意を表明した。
この日、ドイツのベルリンで会合したドイツ、英国、フランス、イタリア、ポーランドなど欧州主要国の首脳たちは、トランプ大統領の批判を受け、欧州の団結とNATOの「欧州の柱」強化を再確認した。
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は「大西洋同盟を維持しつつ共同対応を強化せねばならない」とし、「米国との対立を最小限に抑えながらNATO首脳会議を前に連携を維持しなければならない」と強調した。













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