
中国のある動物園がクマの着ぐるみを着て観客と交流する「クマバイト」スタッフを募集し、オンラインで話題を呼んでいる。何も話さずに横になっているだけでいいという破格的な条件が注目を集め、求人が掲載されるや否や100人以上の応募者が殺到した。
23日、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、中国河南省にある漯河野生動物園は13日、黒熊の衣装を着て動物園内を回り、来園者と交流するスタッフの求人募集を行った。
年俸は10万元(約238万円)で、SNSを通じて求人情報が急速に広まったことで話題となった。
応募資格は18歳以上で、性別に関係なく体力に自信があることが条件となっている。
1日6時間勤務で、休日は月に4日。勤務中は話してはならず、クマのようにゴロゴロとした音を出す程度のみ許される。
助けが必要な時や緊急時のみ例外が認められる。
また、来園者から受け取ったおやつも選り好みせずに食べなければならない。
募集要項に掲載されたフレーズも注目を集めた。「疲れたらそのまま横になってボーッとしていてもいいし、元気があれば跳んだり踊ったり木に登ったり魚を捕まえたりしてもいい。好きなようにすればいい」という内容だ。
また、「突拍子もない行動で人気を集めればなおよし」という内容も含まれていた。
動物園側は100人以上の応募者が殺到し、求人が掲載されてから数日で全てのポジションが埋まったと明らかにした。ただし、正確な採用人数は公開していない。
動物園関係者は「SNSで有名になれば基本年俸以上に稼げる可能性もある」とし、「若者にとって新しい仕事になる可能性があり、動物園の収益創出にも新たな可能性を切り開くことになる」と説明した。
ネットユーザーの反応は様々だった。「河南省の夏はとても暑いが、その厚い衣装を着て耐えられるのか心配だ」という懸念のコメントがある一方で、「勤務中に話してはいけないのか?そのルールを守れる人がどれだけいるのか分からない」や、「面白いアイデアだが、子供たちが本物の野生動物を区別できなくなったり、怖がらなくなったりするのではないか心配だ」という意見もあった。













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