英国の衛生用品ブランドDettol(デトール)が中国で公開した広告をめぐり、女性差別的だとの批判が広がった。デトールは謝罪し、問題の広告を削除した。
BBCなどによると、デトールは中国で公開した広告に批判が相次いだことを受け、謝罪文を発表し、広告を取り下げた。

問題となったのは、5分ほどのショートドラマ形式の広告だ。
広告では、結婚相手を探す男性が「清潔な女性」「ほかの男性に染まっていない女性」を望んでいると話す。その後、新しい恋人が男性の女性蔑視的な考え方を指摘して別れを告げ、「有害な男性は細菌のようなものだ」として、デトールの商品を解決策のように見せる内容になっていた。
広告の公開後、中国のネット上では、女性の純潔を商品の殺菌・消毒機能と結びつけるような表現だとして批判が噴出した。デトールへの反発も強まり、不買を呼びかける声まで上がった。
批判を受け、デトールは広告を削除した。同社は23日に声明を出し、「広告は性別に基づく固定観念を批判する目的で制作されたが、一部の場面が本来のメッセージをゆがめる結果になった」と説明した。
その上で、「女性に不快な思いをさせたことを認識している」とし、広告の制作や確認の過程で配慮を欠いたことについて責任を痛感していると謝罪した。今後は、広告内容の審査体制も見直すとしている。
ただ、デトールは昨年も広告で「結婚式を控えた花嫁が返品された。清潔ではなかったからだろう」という趣旨の文言を使い、批判を浴びたことがある。
似たような問題が繰り返されたことで、広告の企画やチェック体制に問題があるのではないかという指摘も出ている。













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