習近平は見ているか?…米戦略爆撃機B-2にステルス対艦ミサイル搭載の理由

米国が誇る世界最強のステルス戦略爆撃機B-2スピリットが長距離対艦ミサイル(LRASM)の発射に成功したと伝えられている。29日(現地時間)、米軍事専門メディアThe War Zone(TWZ)は、米空軍のB-2爆撃機が最近西太平洋で実施された実艦標的撃沈訓練(SINKEX)中にAGM-158C長距離対艦ミサイルを発射したと報じた。太平洋空軍(PACAF)もこの日、報道資料を通じて「マリアナ諸島北方海域でB-2を使用した実艦標的撃沈訓練を成功裏に実施した」とし、「B-2に長距離対艦ミサイルを配備することで潜在的脅威に対応できる向上した戦略的目標達成能力を実証した」と述べた。

TWZによると、今回のミサイル発射訓練は27日、連合軍事演習「ヴァリアント・シールド」の一環として行われた。退役したUSSジュノーに様々な武器を浴びせて艦船を沈没させる過程で、B-2がAGM-158Cミサイルを、海上自衛隊の潜水艦が魚雷を発射した。今回のB-2の対艦ミサイル発射訓練が注目されるのは、事実上中国を念頭に置いたものだからだ。今後、中国の台湾侵攻や太平洋での紛争発生時に中国海軍の空母や艦船を沈没させる致命的な武器がまさにAGM-158Cだ。AGM-158Cは、米空軍と海軍が敵国の海軍力増強に対応するために共同開発した次世代精密誘導ステルス対艦ミサイルで、最大射程は370〜560kmとされている。

最近、対艦ミサイルを搭載したB-2爆撃機
特にAGM-158CをB-2に搭載したことが注目される。もともとこの爆撃機は地上爆撃及び核投下用に開発された。しかし2020年代に入り、中国の海軍力が急速に増強されると、米軍は軍艦の防空網を突破するためにレーダーに捕捉されないB-2が直接対艦ミサイルを持って侵入するという戦略に変更した。ただし、米空軍地球規模攻撃軍団(AFGSC)はB-2のミサイル搭載に関するすべての詳細や今回の訓練が初めてかどうかも機密だとしている。これについてケビン・ブルース・シュナイダー米太平洋空軍司令官は声明で「B-2の印象的な性能は新たに浮上する安全保障の脅威に対して米軍が適応力と柔軟性を発揮する意志を示すものだ」とし、「対海上打撃作戦を優先することで敵に対する決定的な優位を維持し、国益を保護し、自由で開かれた太平洋を保障できる」と強調した。

一方、ノースロップ・グラマンが製作したB-2は長さ20m、幅52m、重さ71tで戦闘機よりもはるかに大きいが、ステルス性能のおかげでレーダーにほとんど捕捉されない。特に超大型バンカーバスターであるGBU-57を2発まで搭載でき、その真価は2025年の米軍によるイラン核施設攻撃時に明らかになった。














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