
ロシアのアレクサンドル・ノバク副首相は1日(現地時間)、ロシア経済は外部からの様々な衝撃に対し「約80%は適応を完了した」との認識を示した。
タス通信や新華社などによると、ノバク副首相は同日、スウェーデン・ストックホルムで開幕したロシア中央銀行主催の金融会議で「ロシア経済の外部ショックへの適応という観点では目標のおよそ80%を達成した」と述べたという。
この会議はロシア中央銀行が主催し、7月1日から3日まで開催される。主な議題は経済成長とマクロ経済政策で、均衡ある成長や低インフレの重要性、外部ショックへの対応などについて議論が行われる。
また、金融市場や規制、技術革新に伴う市場参加者の戦略や顧客体験の変化、市場発展の加速策についても協議される。さらに、金融の安定性や市場を巡る課題として、インサイダー取引や相場操縦の防止、投資家需要、暗号資産などもテーマに含まれている。会議は21のパネルセッションと2つの本会議で構成され、金融政策や金融市場の変化、規制、世界経済の課題などを議論する予定だ。
ノバク副首相の発言はウクライナによる継続的なドローン攻撃で燃料生産に支障が生じる中、ロシアが複数の国とガソリン調達に向けた協議を進めているとの報道を受けて出されたもので注目される。

世界有数の石油輸出国であるロシアが海外からガソリンを輸入するのは非常に異例であり、ロシア国内の燃料市場が厳しい状況にあることを示す兆候と受け止められている。
ノバク副首相は「経済発展に関しては、独自の技術主権や技術的リーダーシップの確立という目標にまだ半分程度しか達成できていない」との認識も示した。
さらに、ロシア経済の構造変化についても言及し、特に原油やエネルギー部門の比重が低下していることを認めた。
ノバク副首相は「以前はこの分野が国内総生産(GDP)の18~20%を占めていたが、現在は13%まで低下した。連邦予算歳入に占める割合も42%から22%へと大きく減少した」と説明した。
その一方で「ロシアのGDPに対する投資比率は現在の24%から、今後すぐに28%まで回復する見通しだ」と述べ、政府の公式統計や予測でもその見通しが示されていると強調した。















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