米中、SLBM発射数時間前に通報…核保有国基準に大きく及ばず

アメリカ政府は中国の最近の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射に関して、発射数時間前に通報し、十分な情報も提供しなかったとして、核保有国としての責任を果たしていないと批判した。
9日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、アメリカ国務省の報道官は「6日、中国のSLBM試験発射を追跡し、該当ミサイルは南太平洋に落下した」と述べた。
続けて「中国の対米通報は発射数時間前に行われ、主要核保有国間で通常共有される重要情報も提供されなかった」とし、「これは他の国際連合安全保障理事会常任理事国(P5)核保有国が採用した基準に大きく及ばない」と指摘した。
P5はアメリカ、中国、ロシア、イギリス、フランスなど国際連合安保理5つの常任理事国を指し、これらは核兵器の不拡散に関する条約(NPT)が認めた公式核保有国だ。
国務省はまた「今回の試験は中国が核戦力を迅速かつ不透明に増強する中で行われ、地域に重大な懸念を引き起こしている」と評価した。
さらに、中国が戦略ミサイル発射に関する公式事前通報制度に参加しない点も問題視した。
国務省は「定例化された事前通報メカニズムに参加せずに核兵器搭載可能なミサイルを発射することは無責任な行為だ」とし、「中国が戦略的安定と軍備管理のための意味のある対話に応じることを促す」と述べた。
中国は6日、昼12時1分に太平洋公海上に模擬弾頭を搭載したSLBM1発を成功裏に試験発射した。
中国が太平洋に向けて弾道ミサイルを発射したのは2024年9月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射以来約1年10ヶ月ぶりだ。
中国はミサイルの具体的な仕様を公開していないが、軍事専門家は射程約1万kmの中国最新型3世代SLBMである「巨浪-3」である可能性が高いと見ている。
中国外交部は今回の試験発射が国際法と国際慣例に基づく年次軍事訓練の一環であり、特定の国や目標を狙ったものではないと述べた。また、関連国に事前通報を行ったと主張した。













コメント0