
米国とイランが6月、終戦了解覚書(MOU)を締結した後、互いに対する攻撃を再開し、脅威のレベルを高めている。米国のドナルド・トランプ大統領がトルコのアンカラで開催されている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で8日、2日連続で攻撃を行う可能性があると警告した。
イラン国営メディアのPRESS TVは「イランの領土や利益に対する新たな攻撃が発生した場合、2つの即時措置がある」との情報筋を引用して報じた。情報筋が明らかにした報復計画は、ホルムズ海峡の海上交通を完全に閉鎖することと、敵の目標を最低2対1の比率で攻撃することだという。イランが1つを攻撃されれば、敵の最小2つの目標を攻撃するということだ。
PRESS TVは「情報筋によれば、過去48時間の展開によりイランの決意がさらに固まり、新たな軍事及び戦略教義が確立されたという」と伝えた。情報筋は「6月に締結されたMOUには、両国間の合意に基づき海峡を再開放することが明記されている」とし、「イランはその合意の枠を超えた新たな航路の開設を許可しない」と述べたと放送は伝えた。これは7日、イランがオマーン沖近海を通過する油槽船など3隻の民間船舶を攻撃したのが、合意に基づかない航路を航行していた船舶を標的にしたことを示唆するものだ。
米国はイランの貨物船と油槽船に対する攻撃への対応として、大規模な空爆に踏み切った。イランもクウェートやバーレーンなどの米軍基地85か所に対する報復攻撃に出たと明らかにし、両国間の終戦MOUは危機に直面している。














コメント1
磯爺
パキスタンの仲介者としての功績は認めるが、停戦交渉内容が曖昧なせいで両国の理解に乖離が大きいようだ。特にイラン側は被害者アピールを有利に発信して変に強気に出ている感がある。どちらも大きな被害が予想される。