
ロシアが8日の未明まで続けた夜間のドローン(無人機)・ミサイル攻撃により、ウクライナ各地で3人が死亡した。首都キーウでは2晩連続で強力な爆発が起き、1人が死亡した。深夜0時過ぎ、首都では複数回の爆発音が響き、その後、当局が空襲警報を発令した。開戦から5年目に入る中、これまでの戦争では空襲警報のサイレンが攻撃や爆発音に先立って発令され、市民にはわずかな避難時間があった。しかし今回は、その順序が異なる異例の事態になった。
北東部の国境に近いウクライナ第2の都市ハルキウでは、夜間の攻撃が相次ぎ、2人が死亡したと市長が明らかにした。ウクライナ空軍の司令部はロシアが夜間に169機の長距離攻撃ドローンと7発のミサイルを発射したと述べた。ミサイルのうち5発は弾道ミサイルだった。防空網は139機のドローンを撃墜または電子妨害で無力化し、2発の対レーダーミサイルは標的に到達しなかった。
しかし、弾道ミサイル5発全てとドローン20機がウクライナ全土にある15か所の標的を攻撃した。ウクライナ防空網の柱だった米国製パトリオットミサイルが底を突き、防空網に穴が各地で生じているようだ。
ロシア国防省はウクライナの首都キーウ内の軍事施設を攻撃したと強調した。その上で、防空部隊が7日の夕方から8日の未明までウクライナのドローン415機を撃墜したと述べた。またサラトフ州の知事は、ウクライナのドローンが飛来し、1人が死亡、複数人が負傷したほか、産業施設が被害を受けたと述べた。













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