「これは予告編にすぎない」...インド若者、医学部入試不正で教育相辞任を“勝ち取る”
医学部入試不正への抗議デモで辞任決定
モディ首相、「ゴキブリ国民党」の要求を受け入れ

医学部入学試験の問題流出事件に抗議し、デモを続けてきたインドのZ世代団体「ゴキブリ国民党(CJP)」が、街頭闘争の末、ナレンドラ・モディ首相の側近である教育相を不名誉な辞任へと追い込んだ。
インドのダルメンドラ・プラダン教育相は25日(現地時間)、試験不正疑惑の責任を取るよう求めたCJPの大規模な学生デモを受け、モディ首相に辞表を提出した。
モディ首相の12年間の在任期間中、主要閣僚が世論の圧力によって辞任するのは今回が初めてとなる。
CJPを創設したアビジット・ディプケ氏(30)は、SNSの「X(旧Twitter)」で、37日間にわたり抗議活動を続けた支持者に向け、「今回の勝利は始まりにすぎない」と投稿した。
さらに、「これは単なる予告編だ。目覚めた若者たちが、この国が抱えるすべての問題を解決するだろう」と強調した。
インドでは今年5月、医学部・歯学部の入学試験「NEET」の問題流出や、国家試験の管理不備が発覚した。
その後、再試験を巡る強い重圧に耐えられず、10人を超える学生が自ら命を絶つ事件が相次いだ。
同じ月には、スーリヤ・カント最高裁長官が、失業中の若者をゴキブリに例える発言をしたことに若者たちが反発し、CJPを結成して反政府デモに乗り出した。
政府は教育相の交代に加え、医学部入学試験制度の改革や、死亡した受験生の遺族への補償など、CJPが掲げたほかの要求も受け入れた。
これを受け、CJPは勝利を宣言し、抗議活動を終了する方針を明らかにした。
一部では、若者による抗議活動で政権が崩壊した周辺のアジア諸国を意識し、モディ政権がデモ隊の要求を受け入れたとの分析も出ている。
2024年にはバングラデシュで学生デモによって首相が退陣に追い込まれ、昨年にはネパールでもZ世代による抗議活動をきっかけに政権が交代した。















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