
【引用:gettyimagesKOREA】ロサンゼルスで開催された22日(現地時間)のミネソタ・ツインズ戦で、ドジャースの大谷翔平が先発投手兼1番打者として出場。マウンドでは3イニングを投げ、最速159.5キロを記録しながらもバクストンに被弾し、復帰後初の失点を許した。これにより3試合連続無失点は途切れたが、2つの三振を奪い、追加点を防いで役割を果たした。だが、本人は「コマンドが酷かった」と納得のいかない表情だった。

【引用:gettyimagesKOREA】その直後、1回裏の打席で大谷はフェスタのチェンジアップを完璧に仕留め、驚異の113.4マイル(約182.5キロ)の打球がセンターのフェンスを越えていった。飛距離は441フィート(約134.4メートル)で、これが3試合連続の本塁打となり、スアレスと並んでナ・リーグ本塁打王争いのトップに浮上。この「投打ホームラン返し」はメジャー史上3人目、46年ぶりの珍記録でもあった。

【引用:gettyimagesKOREA】その後のイニングでもミネソタ打線を無失点に抑え、リハビリ登板を無難に消化した。打席では追加安打こそなかったが、この一発が決勝点となり、チームの連敗を止める決定打となった。本人は「スプリッターの感触は良かった。球速も出てるし、順調に来ている」と冷静に現状を分析しつつ、次回の登板では「もっと長く投げたい」と語った。

【引用:gettyimagesKOREA】一方で、バットの状態には自信を見せ、「打順は全く気にしていない。どこでもいいし、最近はボールがよく見えている」と笑顔を見せた。試合後には「連敗が続くと精神的にキツい。でも、そういう時ほどしっかり切り替えることが大事。感覚は戻ってきているし、明日からまた準備していく」と力強く話した。
注目の記事