
バスケットボール界のレジェンド、ヒョン・ジュヨプが昨年浮上したフィムン高校バスケットボール部監督をめぐる論争について改めて釈明した。
9月4日、YouTubeチャンネル「ヒョン・ジュヨプのフードコート(韓国語原題訳)」には「全部話します」というタイトルの動画が公開された。ヒョン・ジュヨプは動画で「論란以降は引きこもるように生活してきた。いまだに良くない視線がある。謝罪をしたくても結果として出たものがない。10年後輩との通話も編集されて報じられ、(言論仲裁委員会で)訂正報道まで出た。才能寄付のつもりで監督を引き受けたのに」と言葉を詰まらせた。
特に「息子に関する悪質コメントが多い」という話には「本当に悔しくて腹立たしい。我が子が大きな被害を受けた。子どもに何の罪があるのか。今は家族全員が精神科に通っており、息子も数か月間入院した。私も妻も入院した」と告白した。
彼は「一家が壊れた」と語り、「薬を飲まなければ眠れない。『話し方がぎこちない』というコメントがあるが、精神科の薬のせいだ。薬をきちんと服用しないと感情の起伏が激しくなり、極端な考えにまで至る状況だ」と深刻な健康状態を明らかにした。続けて「うつ病にはいくつもの形がある。自殺衝動、不眠症、対人恐怖、食欲不振などで現れる。何とか変化を与えたくてYouTubeを再開した。一日一食、あるいは食べないこともある。食欲が落ちて30㎏以上も体重が減り、医師も驚いていた。今日も初めて口にしたのがソメク(焼酎+ビール)だった」と語り、大食漢として知られた彼が健康悪化で苦しんでいることを明かした。
最後に「妻は独身時代でも40㎏台ではなかったのに、今は46㎏ほどだ。息子は私より背が高く、コーチたちは皆バスケをさせろと言うが、本人はやりたがらない。世間の目のせいでやりたいこともできない。息子にとっては惨めだ。自分が放送活動を再開すれば、子どもの状況も良くなると思う。『世の中はそうじゃない』ということを見せたい」と苦しい心境を吐露した。
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