
タレントのキム・ナヨンが幼少期に母親を失った悲しい家庭の事情を告白した。
11日に放送されたMBNバラエティ番組『パズルトリップ』でキム・ナヨンは、海外養子のケイティを自宅に招いた。
ケイティが「一度も恨んだり怒ったりしたことがない」と言うと、キム・ナヨンは「大人だね」と返しながら、自分の話を切り出した。
キム・ナヨンは「ケイティは母親と父親の気持ちまで全部理解しているのがとても素晴らしいと思う」と言い、「自分ならそうはできなかっただろう」と述べた。
続けて「自分も子供の頃、母がとても早く亡くなった」と語った。「小学校の入学式1週間前に母が亡くなった」と告白した。
また「自分は母がとても会いたくて、だから後で母を恨むような気持ちになることもあった」と話した。
彼女は涙を流しながら「母は心臓が少し弱かった」と語った。「あの日(亡くなった日)のことがとても記憶に残っているけど、ノ・テウ元大統領の就任式の日だった」と振り返った。
そして「就任式を一緒にテレビで見ていた記憶がある」と言い、「母が部屋をモップで掃除していて、自分は隣の部屋に人形を取りに行ったが、母がいる部屋に戻ったとき、母がモップをかけていた姿のまま止まっていた」と語った。
さらに「それで下の家に行き、ドアを叩いて救急車に乗って病院に行ったのが最後の記憶だ」と言い、「突然のことだった」と言葉を詰まらせた。
キム・ナヨンは「だからその時は母と別れる方法をよく知らなかった」と言い、「周りでも正確に言ってくれなかった」と述べた。「私が傷つくかもしれないから。(周りで)『アメリカに行った。遠くに行った』と言った」と語った。
母が最も恋しい瞬間については「子供たちが元気に育っている姿を見たとき、母がそばで見ていたらどれほど喜んでいただろうと思う」と語った。













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