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井邑の母娘食堂に涙…40年守られた“おふくろの味”に俳優リュ・スヨンが本気で向き合った理由

望月博樹 アクセス  

引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』
引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』

今年結婚9年目を迎えた俳優リュ・スヨンが、本業を離れ突如シェフへと変身し話題を集めている。16日(月)午前8時20分に放送されるMBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』は、料理に本気で向き合う俳優リュ・スヨンと、韓食メニュー開発のため韓国を訪れた養子出身のベルギー人シェフ、エジン・ホイスが全北・井邑市(チョンブク・チョングプ市)で「ソンマッ*(手の味)一膳」を完成させていく旅路を描く。世界的な韓食ブームの中で国籍不明の「類似韓食」が拡散している昨今、本来の韓食の味と価値を伝えるために企画されたグローバル韓食プロジェクトだ。

6歳の時にベルギーへ養子に出されたエジン・ホイスは、20歳頃、韓国人の友人から渡されたミスッカルをきっかけに、忘れていたはずの馴染みある味を思い出し、自身が韓国人であるという事実を実感するようになった。その後10年以上にわたり韓国を訪れ、韓食の匠を訪ね歩きながら学びを重ね、最終的には衣装デザイナーから韓食シェフへと転身した。

その後、韓食関連書籍を出版し、ベルギー・ヘントでポップアップレストランを運営するなど韓食を広める活動を続け、著名な韓食シェフとして活躍してきた。近年ヨーロッパで高まる韓食ブームは歓迎すべき現象ではあるものの、本質とかけ離れた韓食が消費されている現実が、彼女を再び韓国へと導いた。

*ソンマッ(手の味)とは、丁寧に作られた様子、心がこもっている様子を含む、味わいを表す言葉で、まさに「おふくろの味」に当たる表現。

引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』
引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』

俳優リュ・スヨンは今回の旅で、エジン・ホイスの心強いパートナーであり補助シェフとして同行する。真冬の畑でセリを摘み、市場と台所を行き来しながら食材を探究する過程の中で、料理に向き合う彼の真摯な姿勢が自然とにじみ出る。メニュー開発全般にも深く関わり、エジン・ホイスの傍らで支えるサポーターとして確かな存在感を示す。

『シェフのDNA』の舞台は全北・井邑市だ。料理への情熱で結ばれたリュ・スヨンとエジン・ホイスは、ぎこちない意思疎通の中でも「韓食」という共通言語によって急速に距離を縮める。2人は40年以上一つの場所を守り続けてきた井邑の母娘が営む「ソンマッハウス」を訪れ、エンバクトッカルビと井邑の伝統飲料サンファ茶を活用した熟成キムチの三合など、計17品で構成された井邑シグネチャーの一膳を味わう。料理一つ一つに込められた時間と真心に深い感銘を受けた2人は、この場所をベースキャンプに定め、世界の人々の味覚を魅了する「ソンマッ一膳」開発に挑戦する。

引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』
引用:MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』

日程最終日、エジン・ホイスとリュ・スヨンは井邑の人々を招き「井邑ソンマッ一膳」を披露する。井邑3味(牛肉、山菜、サンファ茶)はもちろん、エンバク、シイタケ、冬のセリなど地域特産物を活用し新たに開発した7種の韓食メニューが一膳に並ぶ。井邑で完成した「ソンマッ一膳」はその後ベルギー現地の食卓にも上り、文化と言語を超える「ソンマッ(手の味)の力」を示す。

MBCの旧正月特別番組3部作『シェフのDNA』は単なる料理番組ではない。一膳の料理に込められたシェフのソンマッ(手の味)、そしてその中に溶け込んだ物語を追いながら、旧正月連休の朝に穏やかでありながら深い余韻を届ける予定だ。「養子」という痛みを伴う過去と和解し、韓食を通じて新たな幸せを見出したエジン・ホイスと俳優リュ・スヨンのグローバル韓食メニュー開発記。MBC『シェフのDNA』は16日(月)午前8時20分に放送される。

なお、リュ・スヨンは2017年に俳優パク・ハソンと結婚し、1児をもうけている。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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