メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「肥満男性」注目!男性が女性よりも早く「認知症予防」を始めるべき理由が最新研究で明らかに

アイニュース24 アクセス  

引用: Pixabay
引用: Pixabay

肥満男性は肥満女性より10年早く認知症のリスクにさらされる可能性があるとの研究結果が発表された。

米CNNの報道によると、英国インペリアル・カレッジのポール・エディソン神経科学教授が率いる研究チームは、肥満が男性の認知症をより早く引き起こす可能性があることを突き止めた。

研究チームは、英国バイオバンクで肥満、高血圧、2型糖尿病と診断された45歳から82歳までの3万4,000人を対象に調査を行った。肥満、高血圧、2型糖尿病はいずれも認知症発症リスクを高める要因である。

対象者の脳をスキャンし、腹部および内臓脂肪量を測定した結果、心血管疾患リスクや腹部の皮下脂肪、内臓脂肪の数値が高いほど、大脳皮質の体積が減少することが判明した。感覚、運動、言語など様々な機能を担う大脳皮質が侵される退行性疾患であるアルツハイマー病は、認知症の症状につながる。

引用: Pixabay
引用: Pixabay

こうした変化自体は性別に関係なく起こるが、女性が約65歳で変化が始まり74歳までの間に最も脆弱になるのに対し、男性の場合は約10年早い55歳頃から変化が始まり、74歳までに最も脆弱になると研究チームは指摘した。

エディソン教授は「男女間のホルモンの違いがこのような結果につながっている可能性がある」と推測した。男性ホルモンのテストステロンは「悪玉コレステロール」と呼ばれ、心血管疾患リスクを高める低密度リポタンパク質(LDL)の値を上昇させる可能性がある。一方、女性ホルモンのエストロゲンはLDL値を低下させ、「善玉コレステロール」として知られる高密度リポタンパク質(HDL)の値を上昇させる。女性の認知症発症リスクが男性より約10年遅いのは、更年期以降にエストロゲンのこうした効果が弱まるためだという。

引用: Pixabay
引用: Pixabay

エディソン教授はさらに「男性が女性より赤身肉や飽和脂肪、塩分を多く含む食事を摂取し、アルコールやタバコを好む傾向があることも、男性の認知症リスク上昇を早める要因だ」と述べた。また「比較的、皮下脂肪が多い女性と異なり、男性は内臓に脂肪が蓄積されやすく、これも心血管疾患リスクを高める一因となっている」と付け加えた。

「心血管疾患と肥満が脳細胞の退行に及ぼす影響は、女性よりも男性においてより長期的かつ顕著に現れる」と強調し、エディソン教授は「男性は女性よりも早期に心血管疾患と肥満を防ぐ管理を始めるべきだ。血圧管理やコレステロール低下、血糖値の管理、禁煙・禁酒などを早期から実践する必要がある」とアドバイスした。

なお、この研究結果は現地時間先月26日に「神経学・神経外科学・精神医学ジャーナル」に掲載された。

アイニュース24
CP-2023-0087@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • アルプスの静寂に“鉄の塔”、65階建てで景観崩壊の恐れ…地元が猛反発
  • 「毎晩食べると骨がスカスカになる!?」専門家も警告、日本人が夜に食べがちな“危険食品リスト”
  • 「豊かになるほど病気になる?」高所得国で乾癬が激増…“清潔すぎて免疫が壊れる”皮肉な現実
  • 60代から急増、夫婦が“他人より遠くなる瞬間”はどこで訪れるのか
  • 「1歳早いだけで危険度上昇」 子どもスマホの隠れたリスク、最新研究が突きつけた現実
  • 「カルシウムが届かない」専門家が警鐘、ホットチョコの糖分が骨を崩す

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「日本は80年間全く反省なし!」王毅がドイツ外相の目の前で日本非難…ドイツに同調迫る
  • 「小さくてかわいいね」トランプ“鶴の一声”に業界も右往左往…“超小型EV”を米市場に投入へ
  • 「米軍、毎回シミュレーション負け」…米軍の弱点露呈、中国極超音速ミサイルに次々撃沈の衝撃シナリオ!
  • 「メキシコよ、水をよこせ!」トランプ氏、メキシコの“水サボり”に関税制裁で恫喝

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「日本は80年間全く反省なし!」王毅がドイツ外相の目の前で日本非難…ドイツに同調迫る
  • 「小さくてかわいいね」トランプ“鶴の一声”に業界も右往左往…“超小型EV”を米市場に投入へ
  • 「米軍、毎回シミュレーション負け」…米軍の弱点露呈、中国極超音速ミサイルに次々撃沈の衝撃シナリオ!
  • 「メキシコよ、水をよこせ!」トランプ氏、メキシコの“水サボり”に関税制裁で恫喝

おすすめニュース

  • 1
    「前払いで歯を全部抜いたのに」...韓国の歯科、“突然閉院”で患者怒りの告訴ラッシュ!

    トレンド 

  • 2
    「元気出してワン!」飼い主の涙にティッシュくわえて抱きしめる“天使犬”...究極の癒しにネット民感動

    フォトニュース 

  • 3
    「富豪の皆さん、カモーン!」スイス“新課税案”に78%が反対 “金持ち優遇国家”の地位を再確認

    ニュース 

  • 4
    「標高1,800mでサッカー!?」ロシア男性、“天空のサッカー場”でボール蹴り、世界記録挑戦!

    トレンド 

  • 5
    「本当に俺の子なのか?」元彼の一言に激怒、マンション11階から赤ちゃんを突き落とす!

    トレンド 

話題

  • 1
    「ロシア軍需の心臓部が停止!」ウクライナ、ロシア重要データ“165TB”を破壊、物流システムに壊滅的打撃

    ニュース 

  • 2
    「米国は依然として最大の同盟国」...EU、トランプ政権の”強硬姿勢”に委縮?米国との“関係修復”を強調

    ニュース 

  • 3
    母ワシ、“警告なしの急襲” 雛を狙う大蛇に一撃、崖上で起きた逆転劇

    フォトニュース 

  • 4
    米英の新型ハイブリッドが超音速時代を再起動、マッハ3の壁が崩れる

    トレンド 

  • 5
    「社会の分裂と対立を煽るな!」中国が海外メディア呼び出し、“レッドライン警告”

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]