メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

なぜか痩せる?実は怖い認知症の初期サイン、7年前から始まる体重減少の謎

アイニュース24 アクセス  

ダイエットをしていないのに体重が減る場合、認知症の初期サインである可能性があることが研究で明らかになった。

引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません

今月7日、米国医学会誌「JAMA Network Open」に掲載された「地域社会に居住する高齢者の認知症に先行する心血管代謝の変化」に関する研究によると、認知症を発症した人は、同年代の非認知症者に比べ、診断を受ける数年前からより顕著な体重減少が見られたという。

オーストラリア・モナシュ大学の研究チームは、2010年にアメリカとオーストラリアで開始された大規模な健康調査に参加した65歳以上の5,400人を対象に、最長11年間にわたる健康状態を追跡した。調査開始時点では、参加者に認知症や重大な認知機能障害、心血管疾患、身体的障害はなかったが、11年間の追跡期間中に1,078人が認知症を発症した。

研究の結果、認知症患者は記憶障害の診断を受ける約7年前からBMI(体格指数)が低めであり、腹囲は認知症診断の約10年前から小さい傾向があったことが分かった。また、認知症患者の体重減少率は、非認知症者に比べて明らかに高く、体重の減少速度も速かったという。

引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
引用:ピクサベイ*この画像は記事の内容とは一切関係ありません

研究チームによると、認知症の初期段階では、脳機能の低下によって食料の買い出しや食事の準備、献立を立てることが難しくなり、その結果として体重が減少する可能性があるという。また、研究者らは「食欲を調節する脳の領域や、エネルギー代謝をコントロールする脳の領域に変化が起こることで、体重が減少する場合もある。こうした体重減少が、認知症の初期兆候である可能性がある」と指摘している。

研究の筆頭著者であるジム・ウー博士は「原因不明の体重減少が見られる場合、出来るだけ早く医師の診察を受けることで、認知症の進行を遅らせる治療が可能になり、結果的に生活の質が向上し、数か月から数年寿命が延びる可能性がある」と述べた。さらに、「体重が減ること自体が必ずしも認知症の発症を意味するわけではないが、バランスの取れた食生活を維持し、適度な運動や脳を使う活動を続けることが、脳の健康を守る上で重要だ」とアドバイスしている。

◇ 該当論文 URL:https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2830027

アイニュース24
CP-2023-0087@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 「日本人も対象?」出国税3倍で国民困惑、政府の説明は…
  • アルプスの静寂に“鉄の塔”、65階建てで景観崩壊の恐れ…地元が猛反発
  • 「毎晩食べると骨がスカスカになる!?」専門家も警告、日本人が夜に食べがちな“危険食品リスト”
  • 「豊かになるほど病気になる?」高所得国で乾癬が激増…“清潔すぎて免疫が壊れる”皮肉な現実
  • 60代から急増、夫婦が“他人より遠くなる瞬間”はどこで訪れるのか
  • 「1歳早いだけで危険度上昇」 子どもスマホの隠れたリスク、最新研究が突きつけた現実

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • 中国、他人の顔で顔認証突破…“組織ぐるみ”疑惑に発展
  • トランプの「文明消滅」発言にEUが怒りの一喝…“尊重こそ同盟の基本!”と米欧関係に緊張走る
  • 「見せかけ和平が脆く崩れた!」トランプ政権の停戦合意が次々崩壊…各地で戦闘再燃、外交成果は“砂上の楼閣”か
  • 「戦況悪化に最側近スキャンダル」…“中枢空席”でウクライナ政権の求心力低下、重要意思決定も滞る事態に!

こんな記事も読まれています

  • トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
  • ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
  • 「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
  • 「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角
  • 中国、他人の顔で顔認証突破…“組織ぐるみ”疑惑に発展
  • トランプの「文明消滅」発言にEUが怒りの一喝…“尊重こそ同盟の基本!”と米欧関係に緊張走る
  • 「見せかけ和平が脆く崩れた!」トランプ政権の停戦合意が次々崩壊…各地で戦闘再燃、外交成果は“砂上の楼閣”か
  • 「戦況悪化に最側近スキャンダル」…“中枢空席”でウクライナ政権の求心力低下、重要意思決定も滞る事態に!

おすすめニュース

  • 1
    【日本拒否】凍結ロシア資産活用案に日本がノー!G7会議で波紋広がる

    ニュース 

  • 2
    「橋が崩落した…」英国で列車が1時間半ストップ → 実は“フェイク写真”だった!?

    トレンド 

  • 3
    「AIが戦争を変える」米軍がGeminiを全軍投入、デジタル戦場の主導権を奪いに動く

    IT・テック 

  • 4
    「盗んだ魚の廃棄物で調理」...安くて人気だった中華料理店の秘密は“窃盗”だった!

    トレンド 

  • 5
    「もう寒くないよ」母に捨てられた子猫たちを一晩中抱き締めて守った野良犬に世界が感動!

    フォトニュース 

話題

  • 1
    【挑発飛行】中・露の軍用機9機が東・南海KADIZに進入!韓国軍、“警戒態勢”発動

    ニュース 

  • 2
    「利下げが次期FRB議長選任の基準だ!」トランプ氏、FOMC前にパウエル批判も繰り返す

    ニュース 

  • 3
    「米国依存を減らすべき」...トランプ氏の「欧州は衰退中」発言に独首相が応戦!

    ニュース 

  • 4
    「進撃を続けよ!」停戦協議の裏でロシア総参謀長が前線を視察、“戦場優位”アピール

    ニュース 

  • 5
    この男、真冬でも半袖で過ごす…愛犬たちが形成した“暖房ネットワーク”の圧倒的威力にSNSが沸騰!

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]