メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

玄米ご飯に潜む「毒」! 発がん性ヒ素含有で、専門家が警告「乳幼児は危険水準」

平野大地 アクセス  

「玄米ご飯の健康とヒ素含有量」新たな研究結果

玄米ご飯は食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で健康食として認識され、多くの人に好まれている。しかし、最近の研究によると、玄米には白米よりも高レベルの無機ヒ素が含まれており、むしろ健康に悪影響を及ぼす可能性があることが明らかになった。

無機ヒ素は世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関が第1級発がん物質に指定した重金属だ。有機ヒ素は人体から速やかに排出されるが、農薬や殺虫剤などに含まれる無機ヒ素は多量摂取や長期蓄積により発がんリスクがある。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米ミシガン州立大学の研究チームは、複数の研究データを用いて玄米と白米のヒ素曝露を比較分析した。その結果、米ぬかに発がん物質として知られる無機ヒ素が相当な高レベルで含まれていることが判明した。

玄米は白米と比べて総ヒ素含有量が約24%、無機ヒ素が約40%高かった。白米に対するヒ素濃度は最大10倍にも達した。成人の場合、玄米と白米のヒ素含有量の差による深刻な健康リスクは低いが、体重当たりの食事摂取量が相対的に多い5歳未満の子供には問題となる可能性があると研究チームは指摘した。

特に生後6〜24か月の幼児が定期的に玄米を摂取する場合、ヒ素曝露レベルが深刻になる可能性があることを強調した。一部の乳幼児では体重1kg当たり1日0.295μgの無機ヒ素を摂取する可能性があると推定され、これは国際食品安全当局の推奨基準である0.21μgを上回る数値だ。

玄米を定期的に摂取した生後6〜24か月の乳幼児は、白米を摂取した同年齢の乳幼児と比べてヒ素曝露の推定値が約2倍高かった。

研究チームは、この研究が玄米を一切食べないよう警告するものではないと説明し、特に幼い子供を持つ親や保護者が細心の注意を払う必要があると述べた。

韓国・ウルジ病院内分泌内科のキム・ジンテク教授は「玄米を清潔な水で何度も洗うことでヒ素含有量を減らせる」とアドバイスした。また、カチョン大学キル病院内分泌内科のキム・ビョンジュン教授も「推奨摂取量の範囲内で摂取すれば健康に害はない」としつつ、「ただし、新たな検出方法が開発され、基準が示されれば推奨量が変わる可能性がある」と述べた。

ヒ素含有量を減らしたい場合は、米を水で何度も洗うか、十分な量の水に浸してから水を捨て、新しい水で炊くとよい。この方法でもある程度の安全性を確保できる。

また追加情報として、アメリカ食品医薬品局(FDA)は米および米製品中の無機ヒ素レベルをモニタリングしており、消費者に対して多様な穀物や食品をバランスよく摂取するよう推奨している。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 健康にいいと言われた「マラソン」に挑戦したら…○○がんの発症率が高まるかも!?
  • 「月曜と休日は心臓に良くない」最新研究が明かす“不思議な関連性”
  • 「屋台グルメに潜む落とし穴」専門家が警鐘…旅行先で避けるべき危険な食品とは
  • 「たった1杯で脳にダメージ」!?“高脂肪飲料”が脳卒中・認知症リスクを最新研究が警告
  • 「WHOが警告する新興感染症の正体は?」人に感染すれば致死率最大75%、公衆衛生への深刻な脅威
  • 「まだ若いのに予備群」?アルツハイマー“前触れ”を3分で検出!英国開発の核心的脳波検査が話題

こんな記事も読まれています

  • 欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
  • ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
  • 【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
  • トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
  • 「月曜と休日は心臓に良くない」最新研究が明かす“不思議な関連性”
  • 上司に「バカ」と罵倒して即日解雇…なのに逆に600万円を手にした理由
  • 「ライター機内持ち込み成功」自慢の中国人女性、炎上動画投稿で警察に拘留
  • 【奇跡の救出】川を渡るシマウマの群れ、巨大ナイルワニに襲われかけた瞬間…カバの“完璧アシスト”で救われた!

こんな記事も読まれています

  • 欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
  • ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
  • 【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
  • トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
  • 「月曜と休日は心臓に良くない」最新研究が明かす“不思議な関連性”
  • 上司に「バカ」と罵倒して即日解雇…なのに逆に600万円を手にした理由
  • 「ライター機内持ち込み成功」自慢の中国人女性、炎上動画投稿で警察に拘留
  • 【奇跡の救出】川を渡るシマウマの群れ、巨大ナイルワニに襲われかけた瞬間…カバの“完璧アシスト”で救われた!

おすすめニュース

  • 1
    「ウォーキング・トールの英雄は妻殺しの犯人だった!」58年ぶりに暴かれた衝撃の真実

    トレンド 

  • 2
    「結婚式が悪夢に一変!」侵入した謎の男、祝儀1,500万円入りの箱を丸ごと奪い逃走

    トレンド 

  • 3
    鍋やフライパンの焦げ、放置は危険!重曹と酢で焦げ跡を簡単に落とす裏技とは

    トレンド 

  • 4
    「お酒をやめるだけで体が激変!」肝臓・脳・心臓...禁酒がもたらす体の劇的な“復活プロセス”!

    トレンド 

  • 5
    「俺と結婚してくれよ!」泥酔男性、客室乗務員にプロポーズ断られ“乱暴騒ぎ”...機内大混乱で緊急着陸

    トレンド 

話題

  • 1
    米・路面電車で23歳のウクライナ難民女性刺殺!床に血が滴る中、乗客は救助せず“スマホ撮影”

    ニュース 

  • 2
    「お前が百獣の王だって?猫にしか見えないけどね」巨体のカバと川で遭遇し、慌てて逃げ出すライオンの“意外な一面”

    フォトニュース 

  • 3
    欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開

    フォトニュース 

  • 4
    狩猟本能に駆られたヒョウが飼育員へ全力疾走…その時トラが見せた“驚きの行動”

    フォトニュース 

  • 5
    ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT

    フォトレポート 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]