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AI171便墜落で生存したのは“1人”だけ…「最も生存率が高い座席」はどこか?

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

6月12日、インド・アーメダバード国際空港を離陸したエア・インディアのAI171便が、ロンドンに向かう途中で離陸からわずか5分後に墜落。乗客242人のうち、奇跡的に1人だけが生存した。その男性は非常口の近く、11A席に座っていた。

このニュースをきっかけに、「飛行機で最も安全な座席はどこか?」という永遠の議論に再び注目が集まっている。結論から言えば、「生存できるかどうかは事故の状況による」が、統計と構造上の観点から「生存率の高い座席」は存在する。

実際、飛行機は非常に安全な交通手段だ。米国家運輸安全委員会によると、航空事故で死亡する確率は約20万分の1。自動車の100分の1に比べれば圧倒的に低い。さらに『タイムズ』誌などの統計分析では、最も生存率が高いのは「機体後方の中央席」であることが判明している。米国の事故データでは、後方中央席の死亡率はわずか28%。一方、最も危険とされるのは中央部の通路側席で、死亡率は44%に上る。

また、機体構造の観点から見ると、翼の周辺にある座席も比較的安全とされる。翼は構造的に最も強度が高く、機体の重心に近いため、衝撃や揺れに強い。また非常口も近く、緊急時の脱出にも有利だ。

AI171便の生存者ラメシュ氏が座っていた11A席は、まさにこの「条件の揃った場所」だった。機体が前方を上にした状態で墜落したため、比較的損傷が少ない構造強化エリアに位置していたのが幸いだったとされる。

専門家たちは「どの座席に座るかも大事だが、衝突の瞬間に冷静さを保ち、90秒以内に脱出できるかが生死を分ける」と口を揃える。座席の位置とともに、非常時の心構えも命を守る鍵となる。

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