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中年のあなたに警告!50代から絶対避けたい「危険な食べ物リスト」

荒巻俊 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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つい先日40代に突入したと思ったら、あっという間に50代、60代になっている。時の速さを痛感する。体の変化はさらに急速だ。外見だけでなく、内臓も確実に年を重ねていく。それにもかかわらず、食生活は若い頃のまま。時の流れや体の変化に注意しないと必ず支障が出て来る。食生活の重要性について、改めて考えてみよう。

1) 超加工食品 = 工場製造の飲料、菓子、ファストフード、インスタント食品、スナック類などが超加工食品に分類される。加工過程で糖分、脂肪、塩分は多量添加され、ビタミンや食物繊維などの栄養素が不足している製品が多い。国際学術誌『Neurology』掲載の研究によると、中年期に超加工食品を多く摂取すると、認知機能が低下し、脳疾患発症リスクが高まるという。中年以降は肥満だけでなく、脳の健康にも注意を払う必要がある。

2) 白パン = 年齢を重ねるにつれて、糖尿病がなくても血糖管理が重要になる。白い小麦粉で作られたパンは糖質指数(GI・食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったもの)が高い。頻繁な血糖調整のためインスリンが過剰分泌されると、体重増加や糖尿病、膵臓機能の低下につながる恐れがある。しかも砂糖入りの甘いパンはさらに有害だ。パンを主食とするアメリカやヨーロッパでは、全粒粉を使用した黒パンが好まれる。パンを食べるなら、甘くない全粒粉パンを選ぶことを勧める。

3) ハム、ソーセージ、ベーコン = 世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)は、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉を第1群発がん物質に分類している。加工肉を1日当たり50g摂取すると大腸がん発症リスクが18%上昇するという。保存料や甘味料、着色料などに含まれる硝酸塩が悪影響をもたらすのだ。韓国では2022年に大腸がん患者が3万3,158人にのぼり、その半数以上が50代、60代であるという。大腸がんは肉の過剰摂取などもその原因の一つとさられているが、特に加工肉の摂取に十分な注意が必要とされる。

4) 塩分の多い食品、焦げた食品 = 加齢とともに高血圧のリスクが高まる。塩分の多い食事は高血圧だけでなく、胃がん発症リスクも上昇させる。血管が収縮し、胃壁が損傷を受け、発がん物質にさらされやすくなるからだ。腎臓機能も低下する可能性がある。

また、焦げた食品を多く摂取すると、胃がん発症リスクが7倍にまで上昇する。肉や加工肉を直火で焼く調理法は、ヘテロサイクリックアミンやベンゾピレンなどの発がん性物質の生成を促進するため、肉は茹でたり煮たりして食べるのが望ましい。

5) 夜食 = 加齢に伴い消化液の分泌が減少し、胃や腸、膵臓の粘膜が劣化する。この状態で就寝直前に脂っこい夜食を摂ることは、体に毒を与えるようなことである。体が眠っている間も膵臓は食物の消化で過負荷状態に陥る。それによって体内リズムも乱れ、様々な疾病リスクにさらされる可能性がある。夜食は特に中年以降の人に悪影響を及ぼすという。年齢を重ねると体も変化する。それに合わせて食生活にも節制が必要となる。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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