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日産のフェアレディZがオフロードに進化?新たな「Z Warrior」の登場に期待

山田雅彦 アクセス  

オフロード走行可能なスポーツカーに熱狂

日産のユニークな動向がキャッチされた

主人公は「フェアレディZ」

引用:Motor Authority

1969年から7世代にわたり血統を受け継いできた日産のスポーツカー「フェアレディZ」は、SUVベースのクロスオーバーが人気を博す中、驚くべき変身を予告し注目を集めている。ランボルギーニのウラカン・ステラートやポルシェの911ダカールが、スポーツカーでありながらオフロードジャンルを融合させたコンセプトで話題になった。

日産もこれらの車両と同じ道を進むとの情報が伝えられた。オフロード走行に最適化されたフェアレディZ派生モデルの準備状況がキャッチされている。この新車は、以前公開されたコンセプトカーと類似した外観の量産車となることが期待されている。どの国で発売されるのか、予想価格はどの程度か、詳しく見てみよう。

引用:Tokyo Auto Salon
引用:Facebook 「AMS Performance」

オーストラリアで登録された商標

現地企業と協力すると見られる

CarscoopsやMotor 1などの海外メディアは、日産がオーストラリアで新しいモデル名の商標を登録したと報じた。「Z Warrior」として知られるその商標は、フェアレディZオフロードバージョンのモデル名となるとされている。現在、日産はオーストラリアのオフロード専門チューニング業者Premcarと共同開発した特別仕様の車両を現地で販売している。

このオフロード仕様にはWarriorという名前が付けられ、ピックアップトラックのナバラ(Navara)とSUVのパトロール(Patrol)など二つのラインナップで構成されている。以前、日産オセアニア担当執行役員のアンドリュー・ハンバーストン氏は、Premcarとの協力のもとWarriorプログラムの拡大を示唆していた。

引用:Facebook 「AMS Performance」
引用:Motor Authority

コンセプトカーにヒントが含まれている

類似した形で登場するか?

フェアレディZ Warriorが発売される場合、オフロード走行に適した多くの改良が施されると予想されている。これには専用の外装パーツや下部保護装置、地上高を高めたサスペンション、全地形タイヤと組み合わされた専用ホイールなどが含まれるだろう。その他にも補助照明や専用の内装色など、追加の差別化要素が適用される可能性がある。

日産が2023年のSEMAショーで公開した「サファリ・ラリー Zトリビュート」のコンセプトカーを参考にすると、量産車がどのような姿になるか推測できる。このコンセプトカーには、前述のオフロード走行に必要な改造要素がすべて含まれており、パワートレインのチューニングにより400馬力以上の最高出力を発揮する。

引用:Motor Authority
引用:日産

グローバル市場で販売される可能性に期待が集まる

予想価格帯は?

Premcarのチューニングを経たナバラ、パトロールWarriorは、オーストラリアで一般モデルより8000〜1万7000ドル(約115万〜245万円)高い価格で販売されている。Z Warriorも類似の追加費用が付くと予想されるが、それでもポルシェの911ダカールやランボルギーニのウラカン・ステラートよりはるかに合理的であるだろう。

まだ確認されているのは商標登録のみであるため、この新車の発売について保証することは難しい。Z Warriorが発売されても、ナバラやパトロールのようにオーストラリア市場のみで販売される可能性もある。しかし、ヨーロッパやアメリカなど海外の主要市場ではオフロードスポーツカーが肯定的な反応を引き出しているため、Z Warriorについてはグローバル市場での販売が期待される。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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