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トヨタbBの正統後継者!?カヨイバコがついに量産化、2025年デビューへ…光るフロントグリルはそのままに

山田雅彦 アクセス  

トヨタ・KAYOIBAKOのコンセプトカー

量産化が正式決定

独創的なデザインに注目集まる

引用:トヨタ

トヨタが2023年ジャパンモビリティショーで披露したカヨイバコ(KAYOIBAKO)コンセプトカーの量産化が決定したと報じられた。カヨイバコは「どこでも自由な生活をサポートする移動空間」をコンセプトにトヨタが開発した電動コンセプトモデルで、室内空間を最大限活用し、日常からビジネスまで幅広い用途に対応することを目指している。

カヨイバコはボックス型のフォルムで、かつてトヨタが展開していた「bB」を思い起こさせる。bBは2000年から2016年まで販売された小型ワゴンで、2000年から2005年まで初代、2005年から2016年まで2代目が展開された後、生産を終了した。

引用:MotorTrend
引用:YouTubeチャンネル「Theottle」

CGで見る量産モデル

特徴的なフロントパネル採用

bBの後継車として期待が高まるトヨタ・カヨイバコの量産モデル。当初のコンセプトカーのフロントグリル下部には「bB+CONCEPT」という文字が浮かび上がる仕掛けが施され、bBの後継モデルであることを示唆していた。このほど、カヨイバココンセプトカーをベースにした量産モデルの予想CGが公開され、話題を呼んでいる。

詳細を見ると、基本的なフォルムは保ちつつ、フロントガラスの高さを抑えることで一般的なボックスカーの形状に近づけている。ただし、フロントの印象的なデザイン要素は継承。全幅に及ぶパネルグリル内部には4本のラインが光るデザインとなっており、中央のトヨタのロゴも状況に応じて発光すると見られる。

引用:MotorTrend
引用:YouTubeチャンネル「Theottle」

細身化されたBピラー

サイドミラーも装備

張り出したバンパーの造形は大きく変更されていない。ただし、バンパーを横断する黒いラインが追加され、単調になりがちなデザインにアクセントを付けている。サイドビューではフラッシュサーフェス式のドアハンドルを採用し、流麗なボディラインを強調。さらに、サイドウィンドウの面積を拡大し、実用性を高めている。Bピラーは細身化され、サイドミラーも装備された。

ガラス面積の拡大に伴い、リアクォーターパネルも小型化。これにより、狭いガラス面積で特徴的な印象を与えていたコンセプトカーの個性は若干薄れる可能性がある。ただし、後席のスライドドアやサイドスカート付近の黒いガーニッシュなど、コンセプトカーのデザイン要素を継承する部分も見られる。

引用:トヨタ
引用:トヨタ

全長4メートルに拡大

ハイブリッド車の同時発売も

リアデザインでは縦置きのテールランプが採用されている。大型のリアガラスがフラットに落ち込み、ボックスフォルムを完成させる。バンパーはフロント同様に張り出した造形となっている。カヨイバコの車体サイズは全長3,990mm、全幅1,790mm、全高1,885mm、ホイールベース2,800mmだったが、量産モデルでは全長を4,000mmまで拡大し、室内の居住性を向上させる見通しだ。

パワートレインは当初、コンセプトカー同様のEVとして発売される予定だった。しかし、最近のEV販売の伸び悩みを受け、1.2リッター直3エンジンと電気モーターを組み合わせたe-SMARTハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車の同時発売も検討されているという。カヨイバコの量産モデルは早ければ2025年に発売されるとの情報もあり、市場の期待が高まっている。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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