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三菱のスポーティなハイブリッドミニバン「エクスパンダー HEV Play」、約400万円で手に入るスタイリッシュな一台

山田雅彦 アクセス  

三菱自動車のハイブリッドミニバン

エクスパンダー HEV限定モデルが発売

約400万円台の価格に注目集まる

引用:Paul Tan\'s Automotive News
引用:Paul Tan’s Automotive News

三菱自動車がタイ市場で、7人乗りミニバン「エクスパンダー(Xpander)」のハイブリッド限定モデルを正式に発売した。新たに公開された「エクスパンダーHEV Play」は、既存のハイブリッドモデルをベースに、よりスポーティで攻撃的なデザインが施された。約400万円台というこのサイズの車にしては手頃な価格設定で、注目を集めている。

エクスパンダーHEV Playは既存モデルと同じパワートレインを踏襲しつつ、ダイナミックなスタイルを求める顧客層をターゲットに外観を差別化。さらに、エクスパンダー クロス(Xpander Cross)モデルにも同様のデザインを採用した「クロス プレイ(Cross Play)」を同時発売し、選択肢を広げている。

引用:三菱自動車
引用:三菱自動車
引用:三菱自動車
引用:三菱自動車

ブラックアウトスタイルと

スポーティなディテールを追加

エクスパンダー HEV Playはフロントデザインを大きく変更し、よりスポーティな印象を強調している。大型のエアインテークとスプリッターを備えたフロントバンパー、ブラック仕上げのダイナミックシールドデザイン、ダークトーンのLEDセパレートヘッドライトが採用され、力強い印象を与えている。

サイドビューにも変更が加えられ、ブラックカラーのアロイホイールが採用されているが、車体に対してやや小さく見える点が惜しいところだ。一方、リアには大型のリアスポイラー、ブラックディフューザー、クリアレンズタイプのテールライトが追加され、既存モデルとの差別化が図られている。エクスパンダー HEV Play同様、排気口はバンパー下に隠され、すっきりとした仕上がりだ。

限定モデルはエクスパンダークロス(Xpander Cross)にも展開され、こちらはスポーティさよりもSUVらしさを強調したスタイリングとなっている。ブラックアウトトリムや同デザインのホイール、ダークカラーのライティングが採用され、標準モデルよりもSUV特有の力強さを演出している。車体サイズは、全長4,475mm、全幅1,750mm、全高1,730mm、ホイールベース2,775mmとなっている。

引用:三菱自動車
引用:三菱自動車
引用:三菱自動車
引用:三菱自動車

ハイブリッドシステムを搭載し、

最高出力114馬力を発揮

今回の限定モデルはデザイン変更に重点が置かれているため、パワートレインは既存のエクスパンダーHEVと同じ仕様を採用している。1.6リッターガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせで、最高出力114馬力(85kW / 116PS)を発揮。従来のガソリンモデル(103馬力)より若干向上しており、トランスミッションにはeCVTオートマチックが搭載され、前輪駆動(FWD)方式が標準装備となっている。

カラーオプションはエクスパンダー HEV Playモデルに「ホワイトダイヤモンド」と「グラファイトグレー」の2色が用意され、エクスパンダー クロス Playでは「グリーンブロンズ」が新たに加わる。タイでの価格は98万1,000バーツ(約432万1,573円)で、基本モデルよりも4万8,000バーツ(約21万1,453円)高い設定となっている。しかし、この追加費用は実質的に限定版バッジとデザインアップグレードの費用に相当し、性能面では差はない。約21万円の追加投資でデザイン面で大きな変化が得られるため、消費者からの支持が集まると予想される。

現在、エクスパンダー HEV Playとエクスパンダー クロスPlayはタイで注文受付中で、三菱自動車はこれによりエクスパンダーラインナップの市場競争力強化を図る戦略だ。約400万円台のハイブリッドSUVでタイ市場に挑む三菱自動車が今後どのような成果を上げるかが注目されている。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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