BYD、極寒環境でのテスト映像を公開
中国の電気自動車(EV)メーカーBYDが、第2世代ブレードバッテリーをベースに、極寒環境でも超高速充電が可能なEV技術を公開したことで注目を集めていると、自動車専門メディア「Inside EVs」が28日(現地時間)に報じた。
報道によると、BYDはマイナス22度の極寒環境で約24時間放置した車両を急速充電する実証映像を公開したという。今回のテストは、寒冷環境によって電力供給効率が大きく低下する条件下で行われた。

BYDによれば、第2世代ブレードバッテリーと最新のフラッシュ充電システムを搭載したEVは、通常条件下でバッテリー残量10%から70%までを約5分で、10%から97%までは10分以内で充電できるという。
特に、最近欧州市場に投入された「デンツァ Z9GT」は、マイナス30度の環境下で24時間置いた後に充電を開始した。この実験では、約12分でバッテリー残量を20%から97%まで引き上げた。航続距離表示は1,009kmだった。
ただし、「Inside EVs」は、この数値が中国のCLTC基準によるものとみられると伝えている。CLTCは比較的低速の市街地走行の比率が高いため、実際の高速道路中心の走行環境では航続距離がやや短くなる可能性があるという。
充電が97%で終了する理由については、BYDの王伝福(ワン・チュアンフー)会長が過去に説明している。同氏によると、急速充電テストでは回生ブレーキ機能を維持するため、意図的に約3%の余裕容量を残しているという。バッテリーを完全充電すると、回生ブレーキによって発生した電力を蓄える空き容量がなくなり、機能が一時的に制限される可能性があるためだ。
競合メーカーも超高速充電技術の開発を加速させている。メルセデスAMGの最新EV「GT」は、DC急速充電環境で最大600kWの出力に対応しており、バッテリー残量10%から80%までを約11分で充電できるとされている。ただし、これは理想的な条件下で測定された数値だ。
また、米EVメーカーのルシード・モータースのSUVモデル「ルシード・グラビティ」は、自動車系YouTuberのトム・モロニー氏が実施した独立テストにおいて、バッテリー残量0%から50%までの充電に約12.5分を要したと伝えられている。













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