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「座った瞬間に失望した」…信頼の象徴だったトヨタで今、現実に起きている“想定外”の異変

山田雅彦 アクセス  

高品質の象徴だったトヨタ

今ではかつての面影なく

シートの欠陥が相次いで指摘される現状

トヨタは、優れたコストパフォーマンスと堅牢な耐久性により、世界的に高い評価を得てきた。その評価の高さは、アメリカ市場においてもトヨタが米国ブランドを抑えて販売台数で首位に立つことがあるほど。さらに、自国の自動車産業が未発達な国々でも、トヨタ車の存在感は際立っている。

しかし、耐久性とは裏腹に、品質面での指摘は絶えない。これまでにも大規模なリコールや組立不良など、さまざまな問題が報告されてきた。最近では、トヨタ・カムリのオーナーがシートの不具合を発見し、SNSで公開した事例が話題となっている。

運転席シートに異常な凹み

TikTokで不具合を告発する声

「アンダーソン」と名乗るTikTokユーザーは、2025年モデルのトヨタ・カムリを購入。納車された車両の運転席を確認したところ、シートのサイドボルスター部分が大きく凹んでいることに気づいた。その部分に触れてみると、まるで内部のスポンジが抜け落ちているかのように、ぐにゃぐにゃと沈み込んだという。

アンダーソンはその様子を動画で記録し、TikTokに投稿。「2025年モデルのトヨタで同じような問題が起きた方はいませんか?」と呼びかけながら、問題の箇所を詳しく紹介している。なお、助手席には同様の不具合は見られなかったが、彼は明らかに不快感を示していた。

ネットに広がる品質への不満

テクニシャンも語るシート不具合

この動画を見たネットユーザーからは、「トヨタも変わってしまった」「昔の品質はどこへ行ったのか」といった批判的なコメントが多く寄せられている。一方で、「自分の車は今のところ問題ない」「うちはレザーの質感の方が気になる」といった、各自の体験を報告する声もあった。

コメント欄には、トヨタでテクニシャンとして勤務する人物も登場。「自分も25年モデルのカムリを所有しているが、このシートの問題は思った以上に頻繁に発生している。すでに複数台が同じ症状で入庫している。幸い保証対応が可能なので、シートは交換している」と述べ、保証による対応を呼びかけていた。

認証不正に揺れるトヨタの信用

効率優先が招いた品質への疑念

トヨタに対しては、近年「かつてのような信頼性は失われつつある」との見方が広がっている。2024年には、認証不正問題で大きな非難を浴び、生産停止に追い込まれた車種もあった。こうした背景には、効率を最優先する経営方針があるとされる。自動車認証にかかるコストの高さが、企業として不正の誘惑に抗えなかった理由のひとつと見られている。

また、品質への過信も指摘されている。より高い品質を目指すには生産コストの上昇が避けられないが、それは効率重視の経営方針とは相反する。現在のところ、韓国では今回のような品質問題に関する正式な報告は確認されていない。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

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