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北朝鮮が飛ばした汚物風船により火災発生…これまでの韓国の被害総額が2億ウォンに迫る

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 北朝鮮が飛ばした汚物風船によって火災が発生した。韓国では北朝鮮の意図次第で、汚物風船を使って挑発の強度を高めることができるのではないかという声が上がっている。

8日の午後2時頃、 京畿道(キョンギ道)坡州市(パジュ市)広灘面(グァンタンミョン)にある倉庫の屋上に、北朝鮮が飛ばした汚物風船が落下して火災が発生し、3時間後に鎮火された。

通報を受けて出動した消防当局は、現場に23台の設備と58人の人員を投入し、3時間余り後の午後5時5分頃完全に火を消した。

この火災で倉庫1棟の屋根330平方メートルが焼失し、消防署の推定で8729万3000ウォン(約930万円)規模の財産被害が発生した。幸いにも倉庫の内部には従業員など関係者がいなかったため、人命被害は発生しなかった。

警察と消防当局は、汚物風船に付いていた起爆装置が汚物と共に燃えたために火災が発生したと見て、正確な出火原因を調査している。

消防関係者はニュース1に「汚物風船ごとにタイマーが設定された起爆装置が付いている」とし、「一定の時間が経つと爆発するが、その際風船の中の汚物に火が燃え移ったようだ」と説明した。

北朝鮮が5月末から飛ばし始めた汚物風船によって、韓国の首都圏で発生した財産への被害は1億ウォン(約1065万円)を超えている。

同日、国会行政安全委員会所属のソウル市議、共に民主党のヤン・ブナム議員と京畿道から提出された資料によると、北朝鮮の汚物風船が飛ばされ始めた5月28日から先月10日までの間、首都圏で発生した被害規模は1億52万8000ウォン(約1070万円)である。

このうち、ソウル市の被害額が7987万5000ウォン(約850万円)、京畿道の被害額が265万3000ウォン(約28万円)である。火災による被害を含めると、被害総額は2億ウォン(約2130万円)に迫ることになる。

一部では、北朝鮮の気が変われば汚物風船の挑発の強度を高め、韓国に大きな被害を与えることができるのではないかという懸念の声が上がっている。韓国軍は現在、汚物風船を撃墜するのではなく、落下後に回収する方式で対応している。また、北朝鮮は同日まで南側に5日連続で汚物風船を飛ばしている。

韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が同日午前9時頃から約3時間にわたり、120個余りの汚物風船を飛ばし、ソウル市と京畿道北部地域で40個余りの落下物が確認されたと発表した。

汚物風船に含まれている内容物は紙やビニール、プラスチックボトルなどである。汚物風船を飛ばし始めた初期には、糞尿や肥料、タバコの吸い殻などを風船に入れて飛ばしていたが、中身が紙とビニール、プラスチックボトルなどに変わってきた。そのため、韓国では汚物風船という名称からゴミ風船に変更している。

北朝鮮は5月末から韓国の民間団体が、北朝鮮に対しビラを撒いたことに対応するとの名目で汚物風船を飛ばしており、これまでに合計17回の汚物風船が飛ばされている。先月10日以降は、約1ヶ月近く風船を飛ばしていなかったが、今月は4日から始まり5日連続で風船を飛ばしている。

韓国軍合同参謀本部は「国民の安全を最優先に考えた上で、対応マニュアルに従って冷静に対応する」と明らかにした。

引用=韓国軍合同参謀本部

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