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「勝利計画」についてバイデン、ゼレンスキー両大統領が協議も長射程兵器のロシア本土での使用制限は解除なしか

川田翔平 アクセス  

引用:Shutterstock

国連総会に合わせてアメリカを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領は「戦況は非常に困難なものであり、今秋、我々は我々にできるあらゆることを遂行する必要がある」と語った。

30日(現地時間)、ウクライナに帰国したゼレンスキー大統領はその日の夕方、シルスキー総司令官など、軍の幹部と2時間30分余りにわたり会談を行った。

26日にアメリカのバイデン大統領と会談したゼレンスキー大統領は、会談に先立ち、バイデン大統領からウクライナへの総額79億ドル(約1兆1,300億円)の軍事支援策は引き出したものの、「勝利計画」について協議した結果、バイデン大統領の任期内に射程距離の長いアメリカ製のミサイルをロシア本土への攻撃に使用するかについては、許可を得られなかったものと見られている。

「ウォール・ストリート・ジャーナル」はゼレンスキー大統領のアメリカ訪問前、計画に新たに加えられた内容がないため、アメリカ側が長射程兵器の使用制限解除を見送ったようだと伝えた。

一方、ウクライナ大統領のスポークマンはアメリカ側が「勝利計画」を「建設的なものと受け止めた」と発表した。

なお、ゼレンスキー大統領はアメリカ滞在中に複雑な関係と伝えられている共和党の大統領候補トランプ前大統領とも会談を行ったが、そこでは「当選すれば終戦に向かわせる」という既存の立場を確認するだけに終わった。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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